カボチャはいまがもっとも栽培しやすい。
梅雨の中での種まきが一番発芽率が高い。
雑草の中に植えても成長が早く
ついに雑草を大きな葉の陰で覆うほどになり
地表の温度上昇を確実に防ぎ
菜園場の乾燥を防ぐことができる。
コンポストに廃棄したカボチャのこぼれ種から収穫されるカボチャは
夏には一番はやく綺麗な花を咲かせるだろう。
その花はとても短命だから、ミツバチの受粉はもう一つの楽しみである。
日よけ用のカボチャの栽培はゴーヤよりも簡単だ。
この季節ならスーパーのメキシコ産のカボチャの種からも
確実に生育できるのでカボチャの苗を買う必要はない。
カボチャのこうした強健な性質から
もっとも簡単に無農薬栽培ができる。
南瓜は中国名であるが、彼らが熱帯地方で栽培化された種とは限らない。
収穫後の保存中にもっとも糖分の高くなる伯爵カボチャの原種は
冷涼なアンデス山脈だから
ここのスタジオの傍らの気楽な栽培には適している。
今年が冷夏なら尚更だ。