原爆の日にヒロシマにいる。
「バックミンスター・フラーの1927年の認識(メタフィジクス)は
エコロジーを有限なバイオスフィアにだけ求めるテクノロジーと対立してきた。
産業社会が生き残りをかけたテクノロジーは
92種類の再生的な化学元素を発明したわけでも
あらゆる生命を維持するこの惑星を発明したわけでもない。
人間がどんな生命にも容認される方法で
基本的な環境の変化に適切に意識的に関与できるテクノロジーは
つねに発見されてきた。」
このテキストは『宇宙エコロジー』が出版された2004年に、
私が本の帯に書いたものである。
惑星地球用の局所的エコロジーは、二酸化炭素を増加させない
原子力エネルギーを容認してきたばかりか
軍拡を制御することはできなかったのである。