火山噴火予知連絡会の診断結果は、常に気象庁から発表された。
地震予知がまだ研究段階であるのに対して
火山噴火予知は防災に機能できる機関として位置づけられてきた。
心肺停止状態の人が30人以上もいることが分かって
「火山予知ってこんなものです」と発言する
火山噴火予知連絡会の最高責任者の知性とモラルを
はじめて知らされたのである。
国家の研究費を火山予知の目的で貰っている学者達の社会的責任を
批判しない学者という同業者やメディアを信じると
死の危険性は確実に増えているのである。
火山噴火予知連絡会は
今後の火山活動についての<総合的判断>を中止すべきである。
同時に火山の構造よりも権力の構造に興味がある
似非科学者達を裁判にかけるべきである。
彼らはいま心肺停止した人々の安否よりも
自分の学者生命の安否を気遣っているにちがいない。
それでも火山噴火予知に興味がある真の研究者なら
大学の研究室レベルで自由にやるべきである。
それが客観的な<総合的判断>である。