テンセグリティは、彫刻家にとってはオブジェ
建築家にとってはリダンダンシー(redundancy)の欠如
幾何学者にとってはシンメトリー
科学者にとっては理論
宇宙にとっては秩序
デザインサイエンスにとっては住居(シェルター)
テンセグリティほど付加的でないリダンダンシーを生む
シナジー作用を物質化した構造は存在しない。
その内部に住むことによって
圧縮力だけの構造の歴史を終焉させる
宇宙的な動的な秩序に目覚めるのである。
日別アーカイブ: 2014年10月25日
構造の証明
張力を構造に内包するには
極度に醒めていなければならない。
固体という概念からの脱出は
形態や空間の表現ではなく、自然の構造の証明であり
ダイナミックな力学的な均衡をもたらさなければ
これまでのように存在してはいけないものだ。