月別アーカイブ: 2014年12月

構造とパターン

テンセグリティを理解する前から
そしてそのモデルを作成した後も
立体的に構成された幾何学モデルだと思われているのだろう。
あらゆる構造とパターンの中で
テンセグリティに関する知識が一番遅れている。
すべての強制を憎むとテンセグリティになるのだ。
その構造とパターンは自然に内在している。

もっとも暗い夜

この冬至は、もっとも暗い闇夜から始まる。
地球の公転面(黄道=大円)の垂線に対する地軸の傾きだけではなく
月の白道という天球上における月の見かけの大円に対する月軸の傾きの
組み合わせからこの闇夜がやってくる。
この暗闇からゼロセッティングすることは
互いに距離を隔ても
動くものは動くものに影響を与える太陽系において
もっとも単純で高度な原点設定方法である。
われわれは、優れた遠隔技術を有しながら
互いに動きながらより密集する都市に住んでいる。

優先順序

不幸は自分以外のすべてがきめる。
幸せは自分を含むすべてがきめる。
政治はどちらにも関わっているが
科学は産業を、産業は経済を、経済は政治を変えてきた。
しかし、人々は政治が経済を、産業、そして科学の順で
コントロールできると信じ込こまされために
いまもこの基本的な物事の優先順序は反転したままだ。
優先順序を反転させるためのエネルギー源は
つねにわれわれが支払う税金である。

監視された実験

理化学研究所は、ネイチャーの論文を撤回させたにもかかわらず、
国際出願していたSTAP細胞作製法の特許について、
複数の国で出願の継続手続きをとったのは2014年10月24日である。
この判断は、理化学研究所のそれまでの関係者への
組織的な処罰と矛盾する行為であった。
欺瞞的な組織によっって
監視され厳しい制限を課せられた
科学実験方法とその結果が
真であるとは限らない。
真なるものは全体に宿る。

非論理的に

何を学ぶかではなく、どうやって学んだかは教えられる。
しかし、どうやって発見するかを、だれにも教えられないのは、
どうやって発見できたかが、自分で理解できないからではなく
シナジーはつねに全体からやってくるからだ。
シナジーの発見は、非論理的にしか経験できないが
発見された自然の秩序は直観的に
そして、論理的に新しく理解できる。

当然の報い

この<正義>はNHKの番組では、
非哲学的に<白熱教室>と意訳されてきたが
<正義=Justice>、は語源的に司法、裁判官であり、
当然の報い、そして処罰という意味である。
当然の報いほど、イデオロギーや宗教によって
相互に敵対するものはないはずだが
その力学を意図的に利用する存在こそ
すべての大戦争の舞台裏に居続けている。
当然の報いによって、兵器産業が介在する合法的な場所が形成される。
合法的な場所こそ、法律家資本主義の表舞台である。

正義(=当然の報い)

2014年のマララ・ユサフザイへのノーベル平和賞授与は
やはり、学校にいる時の子供を
無差別的に殺戮するための起爆装置だった。
冷酷なテロ作戦には、無知も利用されるが
イスラム過激派を攻撃する<正義=Justice>を仕立てるための
心理作戦としてノーベル平和賞も利用される。

軍事テクノロジー

無人航空機は第1次世界対戦中から開発されてきた。
その飛行距離は最大110キロであったが
最新のGPSを搭載した小型無人ステルス偵察機の遠隔操作距離や
有人ステルス爆撃機の飛行距離は、ともに12000キロ以上である。
沖縄の基地の必要性は
21世紀の軍事テクノロジーからはすでに陳腐化されている。
沖縄基地の存続を望んでいるのは
アメリカの軍部ではなく、基地撤退完了までに
独自の軍事産業と宇宙航空産業を発展させたい日本政府である。