選挙で選ばれた市民が軍部をコントロールできるという
民主制の<シビリアンコントロール>の定義からみれば
日本では貪欲なグランチに操られた政治家たちが
市民をコントロールするという
合議なき支配によって見事にその定義は反転させられてきた。
(その実行は官僚に任せるが、彼らは選挙で選ばれるわけではない。)
『我が軍』の主導者たちは、
軍部が市民の支配下に置かれるという歴史観が衰退した結果
生まれてきたのである。
市民が軍をコントロールする時代は
沖縄(那覇 Noah=Naga)からなのである。
彼らの恐怖感は、つねに那覇からの反撃にある。
月別アーカイブ: 2015年4月
スマホのある教室
『スマホ止めるか、大学を辞めるか』といった国立大学の学長は
実に時代錯誤である。
1.
スマホはPCよりも有用なモバイルPCである認識が
欠如していただけではなく、
2.
授業が面白ければ、だれもスマホを見ない現実を
受け入れようとしていない。
3.
インターネットや書物にすでに記載された内容のレベルの授業で
授業料は徴収できない時代である。
4.
卒業資格を得るために、妥協しなければならない状況のなかでも
独創性の高い教育を受けるには
解像度の高いスマホで十分に在宅学習できる。
つまり、毎年同じ話で教える教育は終わっていることが
教室のスマホから確認できる素晴らしい時代にいるのである。
煙突のある原発
燃料電池車には、基本的にマフラー(排気口)がない。
燃料が燃焼しているわけではないからだが、
原発にも本来煙突は不要だ。
しかし、原発の煙突は、
日常的に、そして非常時にこそ放射性物質を
より広く大気圏内で拡散させるために設置してある。
煙突のないテクノロジーは、
まだ風力と水力と太陽光力による発電だけだ。
月と焚火
太陽は西に月は東にほぼ位置してきた。
黄道上では水星も太陽に接近している。
夕日を見ながら、焚火の用意はできている。
桜はまだ咲かないけれど、
赤い月と焚火で春の夜は外で暮らそう。
月蝕(lunar eclipse)
太陽の黄道(=軌道面)に
月の軌道がもうじき交差して
太陽と地球と月の3つの異なった天体の中心が
完全に一致する瞬間がやってくる。
地球の直径の方が月の直径よりも大きいので
地球上のどの観察者の位置からも
月に投影される地球の影が動く時間はしばらく続く。
影が月を覆い隠して欠けて見えるという事実から
月が食べられていく<月食>よりも
<月蝕>のほうが動く影をリアルに感じられる。
瞬き(blink)
最初は外部からの瞬き(blink)を感じる。
それを、直観的なシンタックスに変換する。
それはまだ形態ではない。
やがてこれまでの概念の破壊を伴う概念モデルを発見する。
そして、シンタックスとセマンティックの調和から
新たな原理の存在を予感する。
最後に一般化への展開のためのセマンティックな概念を修正し数学を構築する。
つまり、それまでのプロセスに数学的証明は不可欠ではない。
計算から始めて、次に実証、 それを繰り返して仮想モデルを作成し
最終的に宇宙の原理に到達する方法は、
刷り込まれた思考体系(belief system)であり
宇宙の瞬き(blink)にほとんど関与できない
主観的な方法である。
張力的存在
テンセグリティが美しいのは
すべての部分を隠していないからではなく
それでも全体は不可視だからである。
張力に関する認識は、始まったばかりだ。
例えば、重力には断面積も質量もないが
移ろいやすく儚いものですら
どんなに距離を隔てても
互いに影響しあっている。
固有の電磁場
人間はかなり高い振動数と
低い電圧による固有の電磁場をつねに形成している。
この電磁場と外部からくる振動数とパターンによる
極超短波現象についてはまだほとんど未知であるが、
その相互作用は存在すると感じてきた。
私にとって、シナジェティクスの発見のプロセスは
誰から何をどうやって学んだかという
知識を理解していく蓄積からの飛躍ではなく、
どのようにして外部からの電磁波という未知のパターンを受け取って
既知の言語に変換したかで、他の発見とは区別できる。
そのプロセスの言語化こそが
操作主義によるモデル言語の形成過程である。
想像力
金がないから何もできない思考は
ないのは金だけだという想像力を排除している。
ところが、その排除される想像力は
金があってもなくてもそれほど変わらない。
それを知るには想像力しかない。
有限要素法
有限な部分の関係にシナジー理論はまだ形成できていない。
合金の機能がそれを構成する各元素の機能から予測できないように。
シナジー現象はそれぞれの要素内の積分の総和以上だから
<有限要素法>のように数学的に整然としているわけではない。
モバイル用の全天候用テンセグリティシェルターの場合
構造実験以上の構造解析の方法はまだないのだ。
実験というunknownの電磁誘導によって
新たな関係が発見される場合こそが<有限統合法>なのだ。