日別アーカイブ: 2015年6月8日

臨床テンセグリティの誕生

テンセグリティは
ポジティヴとネガティブな相互関係を
圧縮材と張力材の非鏡像的で相補的な関係を
物質に変換した瞬間に
無限性を否定する有限性から切り離した。
その時に出現した構造は、
技術的かつ社会的限界を設ける臨界的機能と
起源を発見する機能とを同時に果たす。
不連続な圧縮材からなる球系テンセグリティ構造に
直径の限界は存在しない。
相補性というものに権力構造を超える構造を賦与する
思考の幾何学が誕生したのは
テンセグリティ原理の発見からである。
☆テンセグリティプリセッション 2015-06-04 から引用

より広大な世界

移動できない時代には、
狭い世界から、より大きなことは思考できなかった。
移動できる時代に、
より広い世界から、より大きなことはやはり思考できなかった。
より広い世界は、広大無辺ではなかったからだ。
球体世界は、全領域を囲む境界線は存在しないが有限である。
思考システムは、そのシステムの外から思考することはできない。