デザインサイエンスに対して距離を取りつつ
ついにシナジェティクスを学問化する考えに批判的だ。
シナジェティクスなきデザインサイエンスも
デザインサイエンスなきシナジェティクスも存在しないからだ。
デザインサイエンスを直接に実践すると同時に
シナジェティクスを探究するべきだからではなく
デザインサイエンスを遂行する人々がつねに
シナジェティクスの諸原理を発見してきたからである。
新たなシナジェティクスモデル群の存在を公開する前に
デザインサイエンスのプロトタイプを完成させるプロセスにこそ
最大のプリセッションが介在するだろう
デザインサイエンスの実践理論とその経験を通じて
シナジェティクスのモデル言語は漸進的変化を遂げる。
シナジェティクスは純粋な数学に止まれない。