紙幣の発行毎に
だれかの借金が増える
人間の経済システムには
予測できない不規則な終末(デフォルト)がある。
月別アーカイブ: 2016年1月
週末
宇宙に週末はないが、
週末が来るように
周期性をデザインしたのは宇宙である。
この周期性には
だれも課金できないほどの
未だ無限性を感じる。
かつての海水と大気のように。
無意識からの
構造の深層において横断し、固体以前にあって、
圧縮力と張力の相互作用で構造を支えているのが
システムの統合力であるのを明かされたにも関わらず
構造に意味を与え続けている
表層的な作用こそが
無意識を無化させているのである。
テンセグリティよりも前に
構造は存在していなかった。
無意識の構造ではなく、無意識からの構造が。
アモルファスな等方性モデル
シナジェティクスの誕生によって
リアリティが生まれる場所は移動したのだ。
それは書物や教室から
映像や形態の側、まして結晶質に移動したのではない。
言語の内的で交差した
アモルファスな
均質で等方性のシナジェティクスモデルへ
リアリティは誘導され続けている。
シナジェティクスの批評家
シナジェティクスの探究において
評価されないと不満を抱いたり
憤慨するタイプには
科学や数学の知識の欠如ではなく
メタフィジックスの欠如がある。
バックミンスター・フラーの時代に生まれた
シナジェティクスモデルを模倣しただけの
シナジェティクスの批評家たちが
みんな死んでしまった。
メタフィジックスの欠如から
惑星地球での目的意識は理解できなかった。
しかし、それらは、シナジェティクスの理解まで
さらに150年間続く理由ではない。
地球寒冷化の予測
構造がその原理をむき出しにするのは
もはや経済や戦争の危機的情況下にではなく
生命が死と直面する劇的な自然変動の側においてである。
地球寒冷化に耐えられるどんなインフラも
都市には存在しない。
(南極基地では雪を石油エネルギーで溶かして
飲料水にしなければ生存できない)
個人の配置データ
例えば、Facebookで簡単に友達をさがすことができるのは
個人の配置データがあるからである。
20世紀の嘘と秘密を
21世紀でも長期化させるために
CIAが開発したのである。
いまやFacebookに登録していない友達でさえ
より重要な配置データとなっている。
個人の配置
個人を矯正するために訓練するシステムは
個人を管理するための監視するシステムから
逃亡できないように
権力は自らテクノロジーを開発する。
個人がこのシステムの嘘と秘密に関心を抱く前から
個人の配置に関心を抱くシステムは
第2次世界大戦後に始まった。
嘘と秘密の把握からよりも
個人の配置から真実が生まれるから。
不連続性
主観性=自己投影される自己の意識において
個人が自己と他者性とで保つ諸関係は
実は構造ではないのかという問いかけから
テンセグリティを理解しないのだろうか。
自己の動的均衡のために
なぜ圧縮材が不連続であり続けるかを
問いかける必要があっただろうか。
モデル言語は、形態(form)には存在しない。
鋳型
個性観と正義観の同一性は
権力の効果であり
その優れた道具としてデザインされている。
移動可能な工業製品のように。
例えば、空間構造は
精神構造を作り出す鋳型なのある。
見えない鋳型こそ
権力によって制限されていることは気づかれない。
たとえば、廊下と結びついた学校の教室は
小さな個室に繋がる病院の廊下のデザインと同一ではないか。
病院の待合室が学校では教員室に変わる程度のデザインで
われわれの個性観が形成されているにすぎない。
窓と自由に開閉できるドアがなければ
どれも獄舎建築である。