自惚れについて

黙々とひたすら構造とパターンを
発見しようと試みる。

その結果、発見された構造デザインを
他者にけっして原型をプレゼンしないまま
プロトタイプを再び黙々と制作する。

構造とパターンを最適な物理的モデルに変換した結果を
形態美やコストという<見える機能>から評価する知識から
けっして評価させない自由と経済的に自律する配慮は
他人の欲望を利用するデザイナーたちの
自惚れ(個人的獲得物質=for personal gain)からは生まれない。

自然の優れた構造とパターンには
もっとも経済的な構造安定性が共存している。
——–美が無意識と共存しているように