デザインサイエンスは、アメリカにおいても
それ以外の世界にあっても
学的党派性を陳腐化しながら存続しているのは
バックミンスター・フラーが自ら
学的党派性を否定して行動していたからではなく
宇宙の知的存在に対する信念(faithful to cosmic integrity)を
疑わなかったからである。
デザインサイエンスのクリティカル・パスには
バックミンスター・フラーの偶像化を否定するプロセスがある。
——それは、独創的なシナジェティクスモデリングによって
非局所的な過程を乗り越えるプロセスでもある。
その同時的かつ非同時的で
多様な<cosmic integrity>は
重さのない一つの構造とパターンに変換可能である。