それは、より重要な部分に対する科学的言説の破壊、
社会の内部で組織される科学的言説の制度と機能によって
中心化する構造作用に対する反乱、
唯一無二の大黒柱の作用に対する反例である。
テンセグリティにおいて起こっているのは
まさに構造の無化であり
構造の定義の革命なのだ。
テンセグリティ構造が発見されるまで
人類のすべての社会において
真の構造の概念は存在していなかった。
構造を無化するのは、真の構造によってである。
崩れ落ちた大黒柱は復興において
最初に修復されるが
自然の構造によって再び無化されるかぎり
短命で高価すぎる人工物である。