構造における坐屈(buckling)

構造においてすべてを行うことが許されているような建築は一つとしてない。

そして、シナジェティクスは、
創造性によって自由な構造が始まるのではなく、
建築が坐屈(buckling)の境界と
超えるべからざる記号のテクノロジーと共に始まるのだということを知っている。

シナジェティクスは、概念モデルの発見の無限性と同時に生じる
<概念の牢獄>の破壊によって、
はじめて坐屈を無化する構造が
支えられているのだということを絶えず再考する。