日別アーカイブ: 2016年6月2日

真理の構造学

クリティカル・パス[=真理の構造学]における権力メカニズムの分析から、
社会の中で展開される闘争・対決・闘いと
その戦争の諸要素である様々な権力戦術によって
生産される様々な知がどのように作用するかが理解できるようになる。

その理解から生まれる新たな知が
これまでの権力戦術よりも
より統合された知を生んできたところに
真理の構造学がある。

シナジェティクスの探究においても
すべての科学的・数学的な概念形成過程に無関心ではいられない。

私の知る限り、『クリティカル・パス』を深い関心と共に
自発的に読み始めた13歳の少女に、
理科と数学の理解に明解な変化が始まった背景を説明できる。

もちろん、『クリティカル・パス』を写本するだけで
それらの成績が飛躍的に向上したことは
真理の構造学の目的ではなかった。