ジオデシックスおよびテンセグリティはまず、
権力構造が認知した空間構造に破綻と亀裂を入れる方法であるならば、
地震や住宅ローンによって死ぬべきものと
その方法によって、生存すべきものとを分けることもできる。
月別アーカイブ: 2016年8月
生産性
デザインサイエンスの最適な使用方法が
そのシナジェティクス原理からも明確に定義された時、
生産性の経済性とその自律性は確保されることが認識できるまでに
実践することがクリティカル・パスそのものである。
クリティカル・パスによる生産性は信頼できる。
概念の発見から始まるシナジェティクス
シナジェティクスにおけるモデル言語の発見(=概念の発見)には四つの過程が含まれる。
1,計画的偶然によるモデリングが転写する新たな概念の発見
2.新たな概念が自動生成するモデル言語とそのモデル言語から生成されるモデリングとの相補性の発見
3.モデル言語を内包するモデリングに変換するためのすべての構造とパターンの探究
4.固有の構造とパターンのみが誘導する同時代的デザインサイエンス戦略
プロトタイプ
自然の原理の探査によって
発見されたアイデアからプロトタイプをデザインする方法は
無限に存在するはずである。
そのプロトタイプが公開されれば
その場しのぎの独占欲に満ちたアイデアを圧倒することは明白である。
シナジェティクスと相補的なデザインサイエンスのテクノロジーは、
時代毎の新素材によって陳腐化されないにちがいない。
真のプロトタイプとは
重さのないメタフィジカルな鋳型であり、母型である。
エネルギーと食料の受容体
人間の生活空間を維持する構造は
ヒトという哺乳類の持つ生物学上の特性とかかわっているかぎり、
持続する経済活動に必要な
休息するための物理的な窪みに
合理的に構築されるべきである。
その窪みとは
エネルギーと食料が生産され、保存されなければならない
宇宙の受容体なのだ。
転石(Rolling Stone)
誰かに転がされている石に
苔はつかないが、いずれ丸くなる。
最初よりも小さくなって。
だれも4面体状の巨石を見たことがないが
どんな転石も4面体の過程を経ているだろう。
丸くなる前に。
シナジェティクスとは何か
見失った思考方法をそこに見出すためではなく、
非弁証法的な言語の新たな可能性の探査でもなく、
私をモデル言語の現実性に近づけるためだった。
構造について
宇宙の不変的な<構造とパターン>のモデル(model)のほとんどは
まだ未発見であるが
建築家は物質に関する構造モデルを発見してこなかった。
建築家は、<構造は、クライアントの好みに応じて構造を変えることができる>と
いう誤解を与え続けている。
それは外観上の形態(form)デザインにすぎない。
合金とその構造は絶えず発見されてきた。
試行錯誤のみの方法で。
そして、部分からのどのような推論も合金に発見には有用ではなかった。
構造デザイン
「原理には重さがない」という科学的概念を
メタフィジカルな思想とのインターフェイスにすることによって
飛躍的な構造安定性と強度・剛性をもたらす
質量のない数学的なパターンを構造デザインの対象とする。
その方法論は、直観による絶えざるモデリング以外には存在しないだろう。
続)原理とデザイン
デザインには
発見と発明の同時的な統合作用が含まれる。
あるいは
その統合作用を引き起こすための
メタフィジックな意識が予め必要になる。