真のモジュールは、統合された他との互換性を備えた
システムの<有限な分割方法>としてデザインされる。
産業界の標準化された生産方式や製品管理の過程で採用される
<規格的な存在>としではなく、
宇宙は、原子や分子や量子飛躍におけるエネルギー量において
モジュールによる単位化(=量子化)を採用している。
それらは、教育と労働の場における強制権を行使するための<規格化>とは異質であるが、
それゆえに、いまや健康権を行使するために身体と病気さえも
<規格化>で統一されようとしている。
<規格化>は原因と結果の相互関係を、統計学的に歪曲し破壊できる。
視聴率や支持率の概念なども民主化を偽装するための規格化に成功している。
<規格的な存在>は、統合された他との互換性と変換性をしばしば破壊するための
権力テクノロジーの絶え間ない浸透力を形成する。
<規格的な存在>は、真のモジュールと決定的に異なる<分割の無限性>に
その存在理由を自ら規定することによって、
<分割の無限性>を、放射エネルギーで補填し続けているのである。