国際的な武力紛争を正義に基づいて
大多数で決定する方法は、
可能性があるが真実とは限らない。
不都合な事実を容認できない
政府と法律家資本主義によって
嘘も同じように作られるから。
正義に基づいたPKOの「モーニングレポート」は、
すべて公開すべきだ。
「モーニングレポート」でさえ税金で作成されていることが
正義を証明しているなら、
「モーニングレポート」のすべての情報は国民のものだ。
国際的な武力紛争を正義に基づいて
大多数で決定する方法は、
可能性があるが真実とは限らない。
不都合な事実を容認できない
政府と法律家資本主義によって
嘘も同じように作られるから。
正義に基づいたPKOの「モーニングレポート」は、
すべて公開すべきだ。
「モーニングレポート」でさえ税金で作成されていることが
正義を証明しているなら、
「モーニングレポート」のすべての情報は国民のものだ。
局所的に従属化した種々の固有な方法を
その場から転位させ
予測できなかった効果的な方法を思い描き
再びその場でその機能の存在を確認できた場合、
局所的な分析に先行する
工学的方法の批判に基づいた発明に留まることなく
原理にまで遡ることができることを証明する機会なのだ。
つまり、もっとも効果的な方法は
入手可能な道具と素材だけでは解決しないのだ。
一般的な道具と素材は、
野生のメタフィジックスより、つねに遅れてやってくる。
自動車のハンドルの左右の位置が、走行ラインの反転や
交差点内での異なる交通法規を生むように、
構造から空間をレイアウトする方法や
そのインテリアデザインなどによって
建造物の内部での動作や姿勢に関する習慣が生まれる。
思考方法や感情が人間の身体に対して
物理的に医学的に異なった影響を生むように。
形態と建築コードの相補的な関係をパラメータ化することで
形態と安全性とコストとの可能性を拡張するテクノロジーは
建築コードによって制限される。
しかし、意識や思考に作用するよりも
人間の身体に対して効果的に物理的に生理的に行使できるからこそ
建築物は、建築コードによって管理されてきた。
人々を物理的・空間的に配置する方法に従事する建築家やデザイナーは、
分断された専門家ゆえに
身体の政治的テクノロジーに関与していることに無関心を装う。
自然が採用する構造とパターンから生成された
超軽量で大地から自律する
無柱、無線、無管、無軌道のテクノロジーによって
生存方法の自律性とその自由度を生む
モバイル・テンセグリティ・シェルターは
本質的にだれの許可も要らない。
白眉に曝された(expose)陰謀論は、構造を除外している。
構造に関するかぎり、真理のみが支配する場から
これまでの構造は生み出されていない。
社会全体を統御し弾圧し抑圧する政治権力構造を含めて
攻城兵器と防衛城壁(defensive wall)的な特殊な構造を批判することが、
何よりもクリティカル・パスの切迫した課題である。
生存のための構造は、攻撃と防御に明け暮れた発明家による構造ばかりだ。
☆
攻城兵器
城門や城壁を破壊し、突破することを目的とした破城槌
銀河系はすべての元素を、
より平均的に分布しようとしている。
われわれの身体を構成する元素が
太陽の元素組成に接近しているのは、
太陽系の質量のほとんど(99.9%)は
太陽が占めるからだ。
「宇宙はテクノロジーである」そして「物理的宇宙は、
それ自体がすべてのテクノロジーを生み出している。」
このフラーの確信によって、
あらゆるエネルギーの無料化を達成できるテクノロジーを
支配する世界権力機構が科学者フラーを徹底的に孤立させた。
なぜなら、すでに発見された宇宙のテクノロジーに依存すれば、
「個人が必要とする(もの)はすべて、すでに支給されている」
という事実が露わになるからである。
☆『宇宙エコロジー』
「平均的な革命」梶川泰司 2004
(バックミンスター・フラー+梶川泰司=著 18、19ページ)
バックミンスター・フラーが
デザインサイエンス革命の実践方法において
自ら革命と定義したとき、
彼のデザインサイエンスとシナジェティクスの講義を理解して
彼と直接コンタクトした世界中の学生の名簿を、フィラデルフィアではなく
ロサンゼルス時代のフラー研究所のアーカイブで見たことがある。
そこには、六千名のリストがあった。
私の名前も日本の古い住所のままでそこにあった。
片方向的なフォロワー(追従者)が
いま何を考えて、何を実践しているかに関わらず、
予知的な徴としての価値を持つ経験やシナジェティクス・モデルを、
アーカイブの内部から取り出す方法はつねに革命的である。
それは、クロノロジー(chronology)に基づくいた
<クロノファイル>と呼ばれている。
自らの行為の誤りとその正しさの客観性を主張する根拠は
<クロノファイル>が生成する時間(chronos)にある。
構造への尽きない興味は
最初の素材とはまったく異なった物質にする
統合力の見えないプロセスにあるに違いない。
構造は、非物質化に誘導しようとしている。
つまり、統合力そのものを
取り出すことは出来ないという現実に。
昼となく夜となく
風が強い日に
庭に係留した直径2mの球状テンセグリティから
断続的な低い共鳴音と高い共鳴音が
交互に、そして時折、同時に聞こえてくる。
固有の長さからなる弦の振動が
互いに分離したアルミパイプを支持しながら
それぞれの空洞の内部で共鳴しているだけではないのだ。
テンセグリティ自体が
圧縮材と張力材の相互作用によって固有な振動数を形成し
風による振動が固有振動数に近づくにつれ
振幅が急激に増大しテンセグリティ全体が共振しているのである。
ランダムな風という外力を分散する過程で
テンセグリティは半径を可変させながら
非同時的で局所的な共鳴音を
一つの共振音として統合しようとしているのである。
気まぐれなベクトルの風は
テンセグリティを共振テンセグリティに変換する。
植物の<光合成>のように
テンセグリティは<風合成>しているのである。
暗黒時代の固体概念からの脱出には、概念の牢獄化を管理していたキリスト教会が
隠蔽してきた幾何学(=球面三角法)の解放を意味している。
天体の位置や角度の計算に必要な球面三角法は、
地球を外部から観る行為から生まれる。
レオナルド・ダ・ビンチの独創的な木製のフレーム構造体(ダ・ビンチの星)には、
面(face)は存在しない。
後のヨハネス・ケプラーによって、ギリシア時代の固体的修練はついに破棄されている。
彼は五角形の対角線(星形化=Stellation)によって、
ついに新たなモデル言語を発見したのである。
ギリシア時代の大理石の正多面体からは、
内在する対角線の可視化は困難だったにちがいない。
(しかし、現在も古い概念から<ケプラーの星型正多面体>と呼ばれている。)
多面体の面(face)は、ギリシアから25世紀後のシナジェティクスによって
窓(window)という無(nothigness)に変換され、
各頂点でつねに出来事が存在する(somethigness)する場合、
隣接する各頂点間で、一つの関係(relationship)が形成される。
4つの出来事(somethigness)と6つの関係(relationship)、
そして4つの無(nothigness)が,
最小限の4頂点体(Polyvertex)の内部と外部を形成するのである。
自己修練(self-discipline)には、
相補的な内部と外部が必要である。