軍事産業が生き残るための方法が
政治権力だけで編み出されたものではないならば、
国家が消滅してしまうような危機を管理できるのは
政治家の知識からではないことは明白である。
生き残るために敵を殲滅するというプロセスは
民主主義の元で遂行されるという思考回路への矯正には、
<自由からの逃走>が狂気の対象にはならない心理学を必要とする。
その心理学こそが、
敵の殺傷によるトラウマ研究や人間工学的な兵器設計への応用などに限らず
イデオロギー毎の独裁者を作り出せるからだ。
独裁者たちが切望する
永続する敵意は、技術によって平時に生産されている。