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24時間以内と数千年間

労働なき富が、
理念なき政治と貢献なき知識を複製し、
神秘なき食料生産が、
微生物なき大地と遺伝子生物学を拡大し、
水と食料と電気を金銭で交換する都市に
人々を幽閉してきた産業社会が
24時間以内に破壊可能なことは
中東戦争などで同時的にテレビ中継されてきた。

都市の水・エネルギー・食料生産の脆弱さから
生まれる不安と怖れをテクノロジーによって軽減しないのは
上下水道のインフラシステムと農村部からの
水・エネルギー・食料の生産方式を
この数千年間換えない方が
<犬のしっぽに散歩を依頼する>習慣を維持できるからだ。

より多くの人々を都市部に定住させる権力構造が
変革可能なテクノロジーを意図的に遅延することによって。

固体的思考

動かない構造は、石のように固体的にデザインされているが
巨石自体、動いた結果である。

安住と安定を振動に求めない習慣によって
地震を怖れている。
そして、固体的思考が住宅を破壊している。

結晶中の原子は、振動する。
単独の原子や、分子、クラスターなどの各原子も振動している。

非構造

<犬のしっぽに散歩を頼む(R.B.フラー 1962)>非構造よりも、
進化した自由と生活をあらゆるシーンで具現化する
完全に無管、無柱、無線、無軌道な
テンセグリティシェルターをデザインできるシナジェティクスを開始し、
遂にその重量とコスト計算ができるデザインサイエンスを学ぶ環境が
まだその非構造に存在していないのは、
シナジェティクスもデザインサイエンスにも
学校で<学ばない自由>がインストールされているからだ。

<学ばない自由>は、<学ぶ自由>と共に、
包括的な理解(Comprehension)のための相補性を形成する。
陽子と電子のような
非鏡像的でポジティブとネガティブな構造を。