原子核を構成する核子は平行に並ぶことはない。
つねにスピンしているから。
3組の平行な圧縮材からなるテンセグリティも
構造を形成するために一瞬たりとも平行に並ぶことはない。
つねに共鳴しているから。
一筆書きの張力ネットワークから構成された
正20面体に接近するテンセグリティには特に強い張力が必要だ。
張力がつねに一筆書きで連続する<6struts-tensegrity>は、
バックミンスター・フラー研究所で1981年に梶川泰司によって発明された。
シナジェティクス研究所制作
構造デザイン 梶川泰司