月別アーカイブ: 2018年1月

流体地理学的デザイン

デザインとは、部分と全体に介在する諸原理を相互に調整する過程に
意図的に関わる包括的な科学的数学的な試行錯誤を除外して、
既知となった各部分を相互に調整し
各部分から予測できない全体を秩序化する行為であるなら、
デザインによる解決方法には、途方もない試行錯誤しか与えられていない。


全地表の70%を覆う水圏は、大気圏と同じように流動している。
ペンギンは、形態から流体地理学を除外しなかったので水圏を自在に飛行できる。
彼らの地表での歩行が不格好に見えるように、
大気圏を自ら飛行できない人間は不格好に見えるにちがいない。