忠誠心は嘘をつくことを容認する強制力である。
忠誠心は嘘を合理化するほど高められるシステムで維持される。
しかし、きっぱりと嘘をつかなければ
消耗させていくシステムなのである。
嘘という配慮をモラルにするほど廃れたシステムはない。
月別アーカイブ: 2018年3月
動力学的な相互作用
ジオデシックスからテンセグリティへと形態変換を段階的に学習すると
ジオデシックスを特殊化した場合がテンセグリティだと理解するだろう。
しかし、細胞も原子核、そして宇宙はテンセグリティである。
テンセグリティの特別な場合がジオデシックスである。
形態は、動力学的な相互作用のない視覚的な認識にすぎない。
引力も張力も動力学的な相互作用に満ちている。
総三角形化
ジオデシックドームは、総三角形化されているから
安定すると考えられている。
しかし、半球状のジオデシックドームの接地面が
少なくとも5角形以上の多角形であるかぎり
総三角形化されていない。
ジオデシックドームは水平な基礎がないかぎり
その構造はけっして安定しない。
思考方法
正しい目的と正しい理由から
学習して理解するかぎり
思考方法は何も変わらない。
思考方法はインストールされた無料アプリにすぎない。
経験をお試し程度で終わらせるための。
異なった目的と間違った理由
個人が自然の原理や革命的な方法を発見する場合は、
予測とは異なった目的からである。
社会がそれらを採用する場合は、間違った理由からである。
構造のデフォルト
テンセグリティが1949年にバックミンスターフラーによって発見されるまで、
構造の科学的な定義は存在していなかった。
さらにすべての動植物の細胞の構造を形成しているのは
細胞膜や原形質膜ではなく、
テンセグリティ構造だと発見したのは20世紀後半の生物学者である。
膜という表面材は構造に不可欠な要素ではなかった。
構造のデフォルトは、テンセグリティである。
自然以上に構造を軽量化できない。
微生物の存在比
木材に防腐剤を塗布すれば、腐蝕に対抗できる。
腐食とは、木材に含まれるセルロースなどを分解する腐朽菌が繁殖する。
防腐剤は、微生物を直接死滅させる殺菌剤や消毒剤ではないが、健康上室内では使用できない。
腐朽菌と共生できるのは、発酵作用を形成する微生物群である。
発酵作用のある環境を生成するのは、微生物ではない。
太陽系の元素の存在比のような、微生物のデフォルトの存在比である。
微生物の存在比を再現すれば、
木材は、防腐剤なしで防腐剤で処理した木材以上の耐腐蝕性を獲得できる。
最短距離
不安や恐れは思考を直線的にする傾向を生む。
宇宙で移動する場合の2点間の最短距離は直線を形成しない。
不可逆的に
富とは、生活水準を維持するための
人類の生産と分配の諸機能を実現するために
必要な最小限の物質・エネルギーと時間を予測する能力であり、
個人が所有するその富は不可逆的に増加している。
大多数がより賢い消費者に留まっている間にも。
その不可逆的な加速度曲線は20世紀後半まで認識されなかった。
微量元素
火星では水耕栽培だけで生存できない。
生命と微量元素との関連が解明できないかぎり
地球の土壌をパッケージする方が安全で科学的なのである。
太陽系の生存方法は自然農がもっとも経済的になる。