月別アーカイブ: 2018年6月

平均的課題は経験を排除する

教師は宿題を日々こなすことで自発的な興味を失わせる実験が好きだ。
自己学習のための平均的課題から興味は教育できない。
興味は非同時的で集中的にやってくる。
問題を解く方法の反復学習よりも
経験から秩序を発見する方法を独自に経験することで
興味はより加速するだろう。

電磁気学的ネットワーク

日本にしか生存できない麹カビの特殊性は
異なる微生物コロニー間の電磁気学的ネットワークの
構造安定度性に支えられているはずだ。
テンセグリティモデルの不連続の圧縮材を統合する
張力材の連続したネットワークの振動数から
それを制作した人間の固有情報が瞬時に伝達されるように。

SYNERGETICS RBF 1975
Tensegrity Tetrahedron with “Me” Ball Suspended at Center of Volume of the Tetrahedron

複合発酵プロセス

稲作の土壌にもどぶろくにも微生物群のコロニーの共生を
誘導する自然の自律的調整機能が大きく関与している。
それは顕微鏡のない時代の微生物学の起源ではない。
異なる微生物間の電磁気学的ネットワークの発見と
そのネットワークによる微生物との対話から
その先験性がシナジー的技法にまで翻訳された可能性がある。

梅雨の自家製どぶろく

梅雨時期は自家製どぶろくの製造にもっとも適している。
常温による自然発酵の起源を再現できる。
腐敗しない限り複合発酵の原理が関わっている。
自然発酵は自然農法と原理的に矛盾しない。
麹と酵母菌と乳酸菌による複合発酵は
謂わば液体の合金作りだ。

球の最密充填

摩擦係数を最小限に留めているボールベアリングは
もっとも効果的な圧縮材から構成されている。
球球面分割が極限化されて圧縮材の長さが
金属原子間レベルに達したメタフィジックスが
ジオデシックス理論を形成したのである。
2点間の原子間距離は測地線という測地学を意味しない。

SYNERGETICS 1975 
球の最密充填とジオデシックス RBF 

月面マイルストーン

冷戦構造下の1959年、ソ連の宇宙船ルナ2号が初めて月に到達した。
サッカーボール状の多面体ペナントを二つ積んでいた。
ボールを構成する各五角形にはソ連の国章とСССР、1959が刻まれていた。
1970年のメキシコのワールドカップから白黒のサッカーボールが使用され始めた。


宇宙船ルナ2号に搭載された月面マイルストーンに刻まれた
球面分割システムの幾何学には
バックミンスターフラーのシナジェティクスの影響が見られる。

構造モジュール

放散虫のシンメトリックな形態をどんなに分類しても
彼らの生存方法と種族維持目的に利用している
構造のモジュールは発見できない。
ジオデシック・テンセグリティモジュールも
人工物のようにデザインできないだろう。

SYNERGETICS RBF 1975
テンセグリティモジュール