月別アーカイブ: 2018年6月

空間

空間は自然の原理が局所的に集合する領域であり
特別な経験が織りなす場所である。
XYZ座標軸で描く空間の幾何学は言語による仮想空間である。
観察者によって内部と外部を形成する空間は未知であるがゆえに
空間に関する考察は宇宙論を形成する。

自然の構造

権力構造は黄昏の短命さ以外、自然を模倣しなかった。
構造の定義はテンセグリティが発見されるまで存在しなかった。
自然にはテンセグリティ以外の構造は存在しない。
細胞テンセグリティは圧縮材も張力材もタンパク質から生成されていた。
最軽量のテンセグリティは圧縮材も張力材も炭素繊維から構成される。
炭素は正4面体構造である。
これ以上のモジュールによる構造の単純化は存在しない。

地球に含まれる全炭素量はほぼ一定である。
炭素は正4面体構造である。

そのモジュールはダイヤモンド、グラファイト、フラーレン、カーボンナノチューブに変換される。

三年番茶

「番茶も出花」の反対称性は「茶番も出鼻」

ニュースを見ながら番茶はなかなか素朴に飲めないが、
よく乾燥させ三年間熟成させた三年番茶を
すっかり蓮華草で覆われた畑の木陰で飲むのがいい。

蓮華はマメ科。ミツバチ畑はすぐに再生できる。

Think global, Act local.

行動によって、人間はより包括的に学ぶことができる、
Think global, Act localは権力構造が作り出した分割思考であり
分割して支配するための分業システムの表れである。
Think global, Act localは、
ローマクラブのミレニアムの命令形の標語として世界中に拡散した。
グローバリズムは、Think global, Act localと表裏一体で成長した概念である。
それは専門分化による経済支配の最終段階を意味している。

非ユークリッド幾何学(球面幾何学)

ユークリッド幾何学が定義する
点、線、面の概念から3DCADで設計するオブジェ数よりも、
現実の機能に変換するためのファクターは比較できないほど膨大だ。
点、線、面は自然に存在しないからだ。
しかし、原理を発見すればそのファクターを激減させる方法も発見される。
その方法は自然に属する。
シナジェティクスは非ユークリッド幾何学であり
球面三角法は、主に天文学や航海術で利用されてきた。
ヨットのマストに対して直角の三角帆は天測航法の装置の一部であった。

完全な抽象性

すべての政治学、経済学、経営学、組織論、
そしてそれらを権力構造に結びつけることで
人間性が形成され続けている。
考案されたそれらの諸機能から離脱する学問は教育されない。
すべての機能は先験的に存在する現実、つまり
宇宙との相互作用は完全な抽象性に置かれている。