もっとも重要な経験は、言葉を発明する能力に目覚めることに違いない。
他人とは異なる経験をそれまでの経験から翻訳する限界から
言葉を発明する能力が生まれる。
それは自己とは異なる他者の特性と固有性の翻訳を通して真実への誘導であり
単独ではなし得ない他者性の始まりである。
月別アーカイブ: 2018年7月
機能はそれ自体では存在できない
機能はそれ自体では存在できない。
機能は他の機能とのみ相補的に共存する。
柔軟な強度をシナジー的に形成するテンセグリティ構造においては、
張力と圧縮力は非同時的にまたは同時的に共変動する。
それは現象からでしか認識できない。
最初に構造モデルありきである。
SYNERGETICS RBF 1975
豪雨による破壊的段波
豪雨による段波はその進行につれ分散し分散波列を形成し
波状段波となりより破壊的となる。
小さな河川で頻発する段波の原因のほとんどは戦後の人工林の杉林にある。
土木工学では破壊的段波の防御方法は高コストである。
人工林の杉林を雑木林に変換する科学はもっとも経済的である。
螺旋には2種ある(helix & spiral)
平面上で三角形を形成するすべての直線は
その平面を円筒または円錐に変換すればすべて螺旋(helix)を形成する。
したがって円筒または円錐上で互いに隣接する2点間を結ぶ螺旋は
つねに最短距離である。しかし平面でのスパイラル(spiral)は最短ではない。
DNAは螺旋を形成する。
多孔ネットワーク
環境に作用する経験と実験のすべてに全体パターンが関与する時、
そのパターンには開始と停止がある。
テンセグリティシェルターは台風の外力によって
あるいは居住者のクシャミでさえ構造をより強化する。
穴だらけのテンセグリティ・ネットワークにはその機能がある。
SYNERGETICS RBF 1975
作業仮説
テクノロジーを推進する人間には
そのテクノロジーが他者を虜にする制限に束縛されないまま
自らの作業仮説を自由に探求し発展させる権限が与えられる。
その作業仮説には誰の許可も要らないが
テクノロジーとして大規模に発展させる権限は
政治システムから委譲または横取りされたものだ。
帰宅困難
明日録画見たくなければ
今日は明日帰ればいい自由がある。
創造的模倣
優れた知識の違いから独創性が始まり
優れた知識の自己学習が教育であるならば、
あるいは淘汰された知識の反復学習であるならば
学校や企業の教育のほとんどは優れた詐欺師たちの競技に過ぎない。
創造的模倣は彼らの妄想である。
それは直観と経験の欠乏から支持されてきた。
一粒万倍は利子率の起源を破壊する
金利が高くなれば貯蓄することで貨幣をより多く手放す。
さらに債権などの金融資産を保有することで
利子を得るための貨幣的利子率によって、
貨幣の最初の抽象的な互換性から遊離していく。
しかし光合成による稲作ほど利子率が高いものはない。
子牛が生まれて群れが増殖する利子率の起源と概念を
破壊する稲作の利子率は一粒万倍と言われてきた。
余剰生産性の概念を超えたリアリティがある。
それはエントロピーへの見事な反対称的な反例でもある