21世紀のこどもの学習のための最小限の好ましい環境は
依然、勉強机で詰め込まれた牢獄のような教室である。
子どもが制作できる直径7mのモバイルテンセグリティシェルターは
もっとも科学的で経済的ある。
学習する現実的な環境は
シェルターのモバイル工作室と畑や裏庭に続く森にある。
月別アーカイブ: 2018年10月
R.B.フラ−の方法序説
知り得た形態から始まる構造は
自己と宇宙の関係を変えなかった。
自己と宇宙との関係から以外
真の構造を発見し得なかった。
バックミンスター・フラーの方法序説
は建築学には含まれていなかった。
ピアノの蓋
沈む船から浮かんだピアノの蓋でさえ
一人分の救命具になるような希少性は
情況が変われば消滅する。
偶然の希少性に依存すればするほど
非常時の生存の危機は増大する。
植物が移動しながら枯れていくことで
豊穣な大地が約束されるように
ありふれた風と光と水で暮らせる場所へと
テンセグリティ・シェルターは移動する。
希少性
すべての経済は基本的に希少性に固執している。
希少性を発明する必要性とそのノウハウさえも教育されている。
欲望に比べて所有する量が少ないダイアモンドを構成する炭素以上に
鉄やケイ素やアルミニウムなど金属類は
地球外ではまれにしか見つからない宇宙的現実とは無関係に。
動く複製システム
人類はナノテクノロジーを開発してきたが、
ウイルスのような最も少ない部材から最大の空間を構造化する方法と
その複製システムを包括したモバイルテクノロジーはまだ応用していない。
地球惑星では衛星のようなスモールハウスが一番気軽だ。
自然に不動産は存在しない。
L’algue E. huxleyi vue au microscope électronique
付加価値に課税する政治システム
バイオスフィアは無償で管理する再生的取引システムによって
酸素の元素存在比を不変的に維持してきたが
全人類が生存のために自由に代謝する膨大な酸素量にはけっして課税しない。
財貨サービスの取引で生ずる付加価値に課税する政治システムは
自然資本主義を永遠に模倣できない。
物質やエネルギーは決して消費できない科学的概念は
教育されていない。
風と波間に漂流する航海者
筏で最も安定する場所は筏の中点が球面に接している場所である。
まだ見ぬ島を水平線の向こうに想像しながら
風と波間に漂流する航海者には球体世界はつねに強く意識されていた。
無数のまだ見ぬ断層に怯えながら惑星の大地を漂流する航海者は
球状モバイルテンセグリティ構造を発見した。
衛星ウイルスのモバイル構造
宿主細胞と螺旋体状タバコモザイクウイルス(TMV)から
必要な構成部品を調達することによって複製機能を形成する衛星ウイルスは、
感染の症状を悪化させる小型の正20面体状のモバイルウイルスである。
サテライトウイルスは、自然界で最も小さな複写装置にちがいない。
自然の相互依存は最小限の構造体に依存する。
サテライトウイルスとタバコモザイクウイルス
安全率にランキングは存在しない
家電を人気商品のランキングで選ぶのは賢明だろう。
出荷時の検品にはコストがかかるからだ。
音楽をランキングで聴かない少数派は
小説や映画もランキングで購入しないだろう。
ほとんどを傾向で選ぶ生活と感覚は
スマホとコンビニに支配されたままで
非常時には瞬時に壊滅するようにデザインされている。
サバイバルの現実とその方法は選べない。
安全率にランキングは存在しない。
ウイルスのモバイル構造
風疹、インフルエンザ、エイズ、E型肝炎などのウイルスは
内部の一本鎖RNAを5回対称性のある
主に正20面体状に総三角形化された
モジュール構造でパッケージし、
さらにその外部をエンベロープの皮膜で覆う。
それらはモバイル・テンセグリティシェルターの構造デザインの起源である。
真の動く構造は発見されてきた。
Molecule of the Month by David S. Goodsell