シナジェティクスは構造デザインの手段ではなく
宇宙起源論の過程にある思考の幾何学である。
テンセグリティが観察から発見されなかった科学的方法論を
創出した後に、フラーレンが発見された。
フラーレーンから細胞や放散虫の構造までを一般化する方法は
数学や生物学にはなかった。
☆『コズモグラフィー シナジェティクス原論』 白揚社 (2007/9/1)
バックミンスターフラー 著 梶川泰司 訳
シナジェティクスは構造デザインの手段ではなく
宇宙起源論の過程にある思考の幾何学である。
テンセグリティが観察から発見されなかった科学的方法論を
創出した後に、フラーレンが発見された。
フラーレーンから細胞や放散虫の構造までを一般化する方法は
数学や生物学にはなかった。
☆『コズモグラフィー シナジェティクス原論』 白揚社 (2007/9/1)
バックミンスターフラー 著 梶川泰司 訳
Man knows so much and does so little.
これは、バックミンスター・フラーの忠告だったのだろうか。
否、天才たちの仕事を伝記のように
尊敬ばかりしている傍観者に
容赦なく飛来する過去からの無人機ブーメランだ。
幸運にも私のテンセグリティ・シェルターに
未だブーメランは来ない。
共振するテンセグリティ、シェルター 直径6.5m カーボン材 重量30kg
構造とパターン 梶川泰司 シナジェティクス研究所 2008 制作
同一のモデルを異なる方法で知覚することによって
ある発見がなされた時、
発見後もそのモデルを物理的に
何も変化させる必要がない場合がある。
新たな概念モデルを解明する言語が生まれた瞬間である。
経験の偶然性をメタフィジックスからの情報と統合する
生成文法はシナジェティクスである。