日別アーカイブ: 2019年4月16日

ハリセンボンの構造とパターン

ハリセンボンはフグ目のハリセンボン科に分類される魚であり
フグはフグ目のフグ科。
前述のフグに関する私の記事はすべてハリセンボンの構造とパターンに関連した
自然の先験的なテンセグリティ構造への分析となる。

ハリセンボン
https://ctseibutsu.jp/ex/porcupinefish.html

鱗テンセグリティ構造

面テンセグリティ構造は魚の鱗と相似的な結合方法を採用した。
RANDOMEは、ジオデシックスな鱗の配置から安定した球状を維持できるが
完全にランダムな同型モジュールの配置からでも球状を形成できる。
魚は骨格と皮膚からだけで自らの形態を維持しているのではない。

Randome Emergency Geodesic Shelter

鱗テンセグリティ構造

魚類の鱗は真皮の内部に発達した骨格=皮骨であり
遂にハリセンボンの鱗は棘に変形した。
魚の鱗は相互に動く鱗は重く厚い鱗から軽く薄い鱗へと進化して、
面的なテンセグリティ構造を形成する。
水の抵抗を減衰させ迅速に移動し
水圧に耐えながら敵の攻撃から自身を守るために。

鱗は真皮が変化した骨格=皮骨