日別アーカイブ: 2019年4月21日

KAJIKAWA Band=外部と内部を形成する最初の720°のノット

一つの円は、360°である。
二つの円は、720°で統合されないように互いに干渉する。
ロープを使用して、連続した2つの円を描くことができる。
一つのノット(瘤)の内角は、360°である。
連続的に二つのノットを形成すれば720°のノットが可能になる。

私は、2つのノットの始点と終点を結合して
物理的に統合すること(linking)に挑戦したのである。

正4面体の内角の総和は、720°である。
1989年、ついに正4面体の各稜線を中央線で切り離すと、
連続した捻れた(twisting)一つのループに還元されることが発見された。
また、二つのループを連続させて規則的に捻れた一つのループから、
一つに統合された正4面体に変換できることも実証された。

KAJIKAWA Bandは、
ノットが他のノットまたはノット自体を消滅させるための新たな空間構造である。

KAJIKAWA Bandは、正4面体状ノットに変換されたトポロジーモデルである。
KAJIKAWA Bandは、外部と内部を形成する最初の720°のノットである。

正4面体状のKAJIKAWA Bandは、表裏のある捩れたループ(twisting loop)に内在された
表裏のない初源的な最小限の捩れ構造(primary twisting structure)である。

☆シナジェティクス教材 KAJIKAWA Band 販売開始
https://www.tensegrity.jp

表裏がない捩れ構造におけるシナジェティクス・モデルの生成

対称性の破れはデフォルトから

がん細胞に観られるDNAの左巻き螺旋は
通常のDNAの右巻き螺旋の鏡像ではない。
生命の対称性は遺伝子レベルで破れている。
Z-DNAはB-DNAよりも細長い螺旋の紐を形成する。
DNAの偏り自体は生命のデフォルトである。
対称性の破れは宇宙のデフォルトにある。

異なる知識が同じ軌道を形成する

ベクトル平衡体のすべての頂点がつねに収縮拡大する球面上にある時、
各頂点は楕円軌道を描く。
観察者が移動して球の中心に位置する場合は
その軌跡は螺旋軌道を描きはじめる。
観察者は非同時的にしか、内部または外部を選択できない。
異なる現象を記述する知識が同じ軌道を形成する。

ベクトル平衡体 SYNERGETICS 1975 RBF
すべての頂点がつねに収縮拡大する球面上にある