直感と直観は主観的か客観的かの差異から生じる。
直感は主観的な受信システムで、
直観は論理的操作を介在しない
直接的かつ即時的な客観的認識への誘導システムである。
観察者の4面体システム
Observer as Tetrasystem SYNERGETICS RBF 1975
直感と直観は主観的か客観的かの差異から生じる。
直感は主観的な受信システムで、
直観は論理的操作を介在しない
直接的かつ即時的な客観的認識への誘導システムである。
観察者の4面体システム
Observer as Tetrasystem SYNERGETICS RBF 1975
科学的な発見をすればするほど、
未だ知られていない神秘により圧倒されてしまうだろう。
主観的な知性からしか客観的な知性が見えない経験は知識ではない。
それは人間の論理的な思考と操作を超えた
先験的な知性の存在が垣間見える瞬間だ。
ハリセンボンはフグ目のハリセンボン科に分類される魚であり
フグはフグ目のフグ科。
前述のフグに関する私の記事はすべてハリセンボンの構造とパターンに関連した
自然の先験的なテンセグリティ構造への分析となる。
ハリセンボン
https://ctseibutsu.jp/ex/porcupinefish.html
面テンセグリティ構造は魚の鱗と相似的な結合方法を採用した。
RANDOMEは、ジオデシックスな鱗の配置から安定した球状を維持できるが
完全にランダムな同型モジュールの配置からでも球状を形成できる。
魚は骨格と皮膚からだけで自らの形態を維持しているのではない。
Randome Emergency Geodesic Shelter
魚類の鱗は真皮の内部に発達した骨格=皮骨であり
遂にハリセンボンの鱗は棘に変形した。
魚の鱗は相互に動く鱗は重く厚い鱗から軽く薄い鱗へと進化して、
面的なテンセグリティ構造を形成する。
水の抵抗を減衰させ迅速に移動し
水圧に耐えながら敵の攻撃から自身を守るために。
鱗は真皮が変化した骨格=皮骨
フグの4面体状モジュールは自然のテンセグリティ・デザインである。
バックミンスター・フラーは、8面体状のテンセグリティモジュールからなる
球状テンセグリティ構造(1982年)をデザインしている。
約40年前私はカリフォルニアでこのモデルの修復に従事したことがある。
無脊椎動物や藻類などを食べるフグは脊椎動物であるが、
驚くことに連続した脊椎をほとんど形成していない。
すべてのテトラ状の骨は張力材ネットワーク上に
浮かんでいることになる。
テンセグリティ構造は大黒柱のない分散型の無脊椎構造である。
伸縮しやすい皮膚を採用したフグ(Blowfish)は、
伸縮自在の胃に素早く大量の水や空気を吸入させて
浮遊するテンセグリティ構造を採用している
フグ(Blowfish)の多数の棘はテトラ状の骨であり
その骨は互いに非接触な圧縮材を形成する。
フグの筋肉と皮膚はそれらを統合する連続した張力材となる。
フグは収縮拡大するテンセグリティ構造を採用している。
この構造は海表面でも安全に浮遊することができる。
不連続なテトラ状の骨モジュール
非対称性が均衡を破壊しているように見えるのは
あるいは、対称性が破れているように見えるのは
観察者の局所的な経験によって制限されている可能性がある。
シナジェティクスは、
反対称性と非対称性(鏡像対称性)とを明確に分離できる
動力学的なシナジェティクスモデルを1981年に発見している。
反対称性の動くシナジェティクスモデル