日別アーカイブ: 2019年5月8日

つねに環境と共鳴するテンセグリティ(再考)

テンセグリティに振動していない瞬間は存在しない。
テンセグリティはつねに環境と共鳴している。
光でさえ電磁波であり物質系が
基底状態に移るとき共鳴放射する。
その振動とその音に気がつき難いのは
われわれの感覚器の限界を超えた振動数だからではなく
感覚器自体がつねに自己のざわめきで振動しているからである。

テンセグリティシェルター構造 プロトタイプデザイン・制作 2008 
シナジェティクス研究所 梶川 泰司

自己規律と内的経験

フラーからシナジェティクスを直接学んで予想外だったことは、
シナジェティクスモデルを模写から学ぶよりも
自然の原理を物質化する過程で生じる完全な理解のみが誘導する
自然の原理を自ら発見するための自己規律の優位性だった。
それが科学的な方法に属さないとしても
内的経験から生成される自然を観た時だった。

微生物による根からの内的経験は外部化される。