梅雨の焚火

雨が降っていても
森の豊富な倒木で大きな焚火を始めよう。
熾火と灰があれば夜明けまで燃えるから
金星を追っていく前に、
群れから遊離できるシェルターから
遠いコロニーを思い出す。
酒を飲み交わす以上に酒が創れるように
水とエネルギーと食料を消費する以上
生産するコロニーを。

雨天の焚火は爽快だ。水分は瞬時に蒸発する。