概念モデルが発見されない限り、自然は観察できない。

1.
異なる経験から、観察する主体と観察される対象(他者性)との間には、タイムラグが生じる。

2.
フラーレンは古代の隕石の中にも存在し続けていた。
実際、フラーレンが発見された後に、隕石の内部を観察する過程で隕石から無数のフラーレンが発見された。
C60フラーレンは直径わずか10億分の1メートルだが宇宙でこれよりも大きい分子はまだ発見されていない。

3.
ジオでシック構造、またはテンセグリティ構造がなければ、フラーレンは発見されなかったかも知れない。

4.
概念モデルが発見されない限り、自然は観察できない。

5.
テンセグリティ原理の認識とテンセグリティモデルの制作との間には、最大級のタイムラグがある。

https://synergetics.jp/tensegrityblog/
https://synergetics.jp/workshop/ws200516.html