月別アーカイブ: 2020年9月

浮遊する閉じたテンセグリティ球

連続する張力膜によって、閉じたテンセグリティ球を形成する。
内部をより空洞化させる構造は、敵から受けるどんな衝撃に対しても、
不連続モジュールを全方向に共振させ、外力を分散しやすくする。

この構造を構成する不連続な圧縮材は、
すべて放射状の正四面体のトゲである。
軽量化と強度、防御と攻撃を矛盾なく解決したテンセグリティ球である。

無数のテンセグリティ・モジュールから構成されているハリセンボンは、
鱗が刺状の正四面体の圧縮材に進化したのだ。
動くテンセグリティ構造として、構造を脊椎にのみに依存していない魚に、
防御と攻撃の機能が生まれる。
人類の住宅は、気候変動に対する防御が不完全である。

テンセグリティを構成する圧縮材は不連続であるが、
連続的なネットワークで統合され閉じている。

90-struts Tensegrity 制作 シナジェティクス研究所

ハリセンボンは、無数のテンセグリティ・モジュールから構成されている。鱗が刺状の正四面体の圧縮材に進化したのだ。動くテンセグリティ構造として、構造を脊椎にのみに依存していない魚に、防御と攻撃の機能が生まれる。人類の住宅は、気候変動に対する防御が不完全である。

参考
https://ctseibutsu.jp/ex/porcupinefish.html

星々の「タイムラグ」

夜空も星々の「タイムラグ」で満たされている。
この無数のタイムラグは、宇宙の秩序を形成している。
テンセグリティの共鳴作用は、
断続的な外力と内部の分散機能との「タイムラグ」の統合から生まれる。
短命な微風からでさえ、
テンセグリティは自らの固有振動数に目覚める。

より分割された遠隔的植民地

イルカが逃げるときは水中よりも空中にいる時間の方が長い。
人間は分散すべき時に互いに遠隔の自宅にいる時間の方が長くなった。
テレワークは「分断と統治」の新しい形態である。
より分割された遠隔的植民地はより拡大する。
個人が主体的に移動しながら仕事するテクノロジーをまだ所有できていない。