日別アーカイブ: 2020年9月25日

浮遊する閉じたテンセグリティ球

連続する張力膜によって、閉じたテンセグリティ球を形成する。
内部をより空洞化させる構造は、敵から受けるどんな衝撃に対しても、
不連続モジュールを全方向に共振させ、外力を分散しやすくする。

この構造を構成する不連続な圧縮材は、
すべて放射状の正四面体のトゲである。
軽量化と強度、防御と攻撃を矛盾なく解決したテンセグリティ球である。

無数のテンセグリティ・モジュールから構成されているハリセンボンは、
鱗が刺状の正四面体の圧縮材に進化したのだ。
動くテンセグリティ構造として、構造を脊椎にのみに依存していない魚に、
防御と攻撃の機能が生まれる。
人類の住宅は、気候変動に対する防御が不完全である。

テンセグリティを構成する圧縮材は不連続であるが、
連続的なネットワークで統合され閉じている。

90-struts Tensegrity 制作 シナジェティクス研究所

ハリセンボンは、無数のテンセグリティ・モジュールから構成されている。鱗が刺状の正四面体の圧縮材に進化したのだ。動くテンセグリティ構造として、構造を脊椎にのみに依存していない魚に、防御と攻撃の機能が生まれる。人類の住宅は、気候変動に対する防御が不完全である。

参考
https://ctseibutsu.jp/ex/porcupinefish.html