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メタフィジックスとの遭遇

「人為的な緊急事態に駆り立てられて、
宇宙船地球号に必要不可欠な原子の在庫から、
核分裂または核融合のいずれかの質量変換で搾取することで生じる
宇宙のエントロピー的なエネルギー損失は、
宇宙という複合的デザインの完全性が
地球上の人類を含む多様な生命活動の相互作用の維持を大きく妨げるいること」
(『宇宙エコロジー』からの引用)と、なぜ言えるのか。

UFOと人類との遭遇とは無関係に
直観的にそれを思考できるメタフィジックスは存在する。

人類は10歳までに
メタフィジックスに遭遇するようにデザインされている。

単位重量あたりの機能と見えない引張強度との関係

単位重量あたりの機能と見えない引張強度に成功した
原子核と細胞の構造に明らかにテンセグリティシステムが存在する。
(<細胞テンセグリティ>の概念を参照)

シェルターに宇宙の構造システムを利用しないかぎり
70億を超えて2050年までに97億人に増殖する。

その時までに、現在の様式の住居は供給不可能になるという前提条件から
なぜ航空機や自動車の軽量化エンジニアリングによる
プロトタイプの制作が始まらないのかというジレンマは
いずれ終焉する。

デザインサイエンスの革命的なモバイル用プロトタイプによって。

微小な光

シナジェティクスに関して
バックミンスター・フラーがほとんど考えつくしたので
新しいことは、ほとんど誰も考えられないのだという思い上がりから
シナジェティクスを自己教育する時、
不思議にその意識は、モデリングに反映する。
(アメリカのフラー学の後継者から革命的なシナジェティクス原理が
発見されてこなかったのは、フラーの天才性とは無関係である。)

シナジェティクスは
バックミンスター・フラーが思考領域の拡張からでもなく
考えなかった領域に挑戦することでもない。

シナジェティクスは
つねに未知の領域からやって来る信号(beep)の解読から始まる。

意識というレーダーの視野に
最初は点滅する微小な光として現れる瞬間から始まる。

その波動こそ、モデリングにしばしば反映されるのだ。

ナノ構造システム

球状テンセグリティは、
バックミンスター・フラーによって
1949年のジオデシック理論よりもはやく発見されている。

テンセグリティの動的均衡の現実性を再現しながらも
全体性を記述することの不可能な状態を
無遠慮に批判しない時に、さらに
特異な現象としての言語を抑制することによって
発見された希有の宇宙の構造システムである。

動的均衡は生命現象だけを説明しない。

物理学者の作成する
ナノチューブやフラーレンのナノ構造モデルは
テンセグリティ構造の全体性を何も記述していない。

シナジェティクスの構造現象学は、
ナノ構造の発見よりも先行していたのである。

コードを生成する原理から実践する

バックミンスター・フラーのジオデシックドームに熱狂した
ヒッピーたちを警戒すべきだった。

彼らは、フラーのラボから、ジオデシック・コードを盗み出し
ホールアースカタログやドームブックでジオデシックドームのノウハウを特集し
木製のジオデシックドームを賞賛したが、安価で耐久性のない雨漏りするドームを
フラーのデザインだとして後に非難したヒッピーあがりの編集者や建築家たちを。

フラーが認知しない方法で社会化されたドームハウスは半世紀以上も継続されてきたが
本質的なジオデシック・エンジニアリングを決定的に遅らせてしまった。
面材から構成する木製のジオデシックドームは、いまも高価な不動産に分類されるだろう。
課金されるジオデシックドームは、群れから遠ざかるモバイラーの人類を除外している。

コードを盗む技よりも、コードを生成する原理から
次世代のジオデシック数学を生成する秘法は
デザインサイエンティストが担った。

彼らは、テンセグリティを経済的な生存空間にまで実践するための
クリティカル・パスの生産プロセスにいる。
本質的なテンセグリティ・エンジニアリングの精緻化と共に。

戦車砲を射撃する戦闘

国際的な武力紛争を正義に基づいて
大多数で決定する方法は、
可能性があるが真実とは限らない。

不都合な事実を容認できない
政府と法律家資本主義によって
嘘も同じように作られるから。

正義に基づいたPKOの「モーニングレポート」は、
すべて公開すべきだ。

「モーニングレポート」でさえ税金で作成されていることが
正義を証明しているなら、
「モーニングレポート」のすべての情報は国民のものだ。

コマンドなき減築や増築

改築の坪単価が変化しないならば、
減築しても、スモールハウスにはならない。
減築に素材の破壊と廃棄が伴う限り。

宇宙の元素群は、減築も増築もしない。
結合と分解だけである。
そして、元素というモジュールには劣化や老化がない。
減築も増築、そして破壊と廃棄は、
人間の経済活動の合理化の結果生まれた概念である。

真の結合と分解のエネルギーは
しばしば太陽光エネルギーで賄われる。

建築は19世紀の思考形式の反映によって
産業を維持しているが
他の天体の生存空間には
けっして採用されない形式だ。

減築や増築の概念を陳腐化したシェルターは存在する。
その結合と分解は、コマンドから始まる。

真のコマンドは、
自然に属する重さのないメタフィジックスから生まれる。

生産性

デザインサイエンスの最適な使用方法が
そのシナジェティクス原理からも明確に定義された時、
生産性の経済性とその自律性は確保されることが認識できるまでに
実践することがクリティカル・パスそのものである。

クリティカル・パスによる生産性は信頼できる。

無関心

両親は、愛情の現れとして
こどもに生命保険をかける。

同じ理由から
こどもに教育投資を施す。

感謝されたいだけではなく
こどもが何を感じ、
何を考えるかには無関心でいられるから。

そして、無関心は、無目的である人生を遠ざけるのだ。

変換効率

建築の単位体積あたりの重量・エネルギーコストは、
植物の有機体システムを構成する細胞単位あたりのそれらと比較されたことがない。
エンジンの燃費は、決して植物の光エネルギー変換効率と比較されない。

デザインサイエンスは
包括的な変換効率から生命のための構造をデザインする。