知り得た形態から始まる構造は
自己と宇宙の関係を変えなかった。
自己と宇宙との関係から以外
真の構造を発見し得なかった。
バックミンスター・フラーの方法序説
は建築学には含まれていなかった。
「未分類」カテゴリーアーカイブ
原形的プロトタイプ
モバイル・テンセグリティシェルターの原形的プロトタイプは
都市または農村から遊離して自律的に生存できる道具としての母型である。
資本主義的形態デザインとその量産的手法を超えることが前提なのだ。
つまり、複製されるべき思考方法さえもそこに流し込めるのだ。
汎用的共鳴テンセグリティ
仮設住居は緊急時にのみアセンブルされる。
デザインサイエンスは緊急時を待たない。
モバイル・テンセグリティシェルターは汎用的TRIMTAMとして
自発的にデザインされてきた。
テンセグリティの外力分散機能は台風が待ち遠しい。
内部を通過する外部エネルギーは分散過程でしばしば共鳴する。
統計学(Statistics)は静的(Static)
平面や線も静的である。
統計学(Statistics)は静的(Static)な状態の集合を分析する。
統計学に基づいた気象学は局所的な気象を動的に予測できない。
経験的に得られたバラツキ(不確実性)は規則性あるいは不規則性を生まない。
身近な生存問題に対して直観的に関係しない方法は
つねに静的な科学である。
Nashville Skyline (1969)
このアルバムでディランは美声のカントリーに豹変したかに見えたが
それまでのしわがれ声も選択的だったのである。
声帯は脊椎動物のみにあるが、
声帯という弦の振動から声帯の質量のコントロール技術にまで達していたのだ。
声帯膜の物性変化は最近のWiFiスピーカーでリアルに再現されるから驚きだ。
二重螺旋
縄のような不連続の螺旋軌道で編まれ、
捻れても互いに縺れない無意識は
途切れた偶然性と必然性を交互に織りなしていく。
森の電気的作用
太陽光が大気圏を通過する時、雲の粒子の表面で太陽光を散乱する。
浮遊する粒子は液体か固体でありその密度は電気的作用の結果である。
雲粒の生成に関わるエアロゾルは気候変動の起源だが森が気象を制御する。
台風が集めきれなかった積乱雲が水蒸気の供給源になるのは気圧差だけではなく
山岳地帯の森の電気的作用からである。
森は雲をより成長させ、
「水蒸気総量が単位あたり70kg以上の状態」の地形性豪雨になった。
海上の積乱雲に線状降水帯は生成していない。(シャトルからの映像)
ベスト16
勝つために負ける自由を失ったのは
パワーではなくルールの特殊性からだった。
感覚に対する物理的な干渉
感覚に対する物理的な干渉(たとえばプリズム)はリアルである。
そして認識可能な真実である。
光の方向を変える介入方法に真実がある。
それは原理的である。
月面マイルストーン
冷戦構造下の1959年、ソ連の宇宙船ルナ2号が初めて月に到達した。
サッカーボール状の多面体ペナントを二つ積んでいた。
ボールを構成する各五角形にはソ連の国章とСССР、1959が刻まれていた。
1970年のメキシコのワールドカップから白黒のサッカーボールが使用され始めた。
宇宙船ルナ2号に搭載された月面マイルストーンに刻まれた
球面分割システムの幾何学には
バックミンスターフラーのシナジェティクスの影響が見られる。