グランチ」カテゴリーアーカイブ

テンセグリティはどこで生まれたか

TENSILE-INTEGRITY STRUCTUREの短縮形テンセグリティは、
動詞に複数の意味的または文法的単位が複合され名詞化された。
言語の形態学的類型の分布から見ると
シナジェティクスは分析的言語型の場所で生まれている。
しかし、構造とパターンが数字と互いに融合する
前例のない野性的な21世紀の視覚言語が
どの場所でどのように形成されるかは未知である。
http://synergetics.jp/tensegrityblog/

世界の言語の形態学的類型の分布
言語の型はどの場所で形成されるか
analytical
Fusional
Agglutinative
Polysynthetic

原子炉は10年で2回爆発する

再び、ロシアで原子炉の反応器が開放された。
ロシア政府以外の科学者は、
ニョノクサ実験場で2019年8月8日に放出された放射性同位体
(ストロンチウム91、バリウム139、バリウム140、ランタン140の4種類)は
「核分裂の連鎖反応」に由来し、
「原子炉の爆発」の証拠だとした。
核戦争以外でも都市付近の原子炉は
10年で少なくとも2回爆発する。

BBC
https://www.bbc.com/japanese/49327600

原子炉の爆発 2019年8月8日 ニョノクサ実験場

月の裏側の資源と軍産複合体

「第二次世界大戦以後、
アイゼンハワーによる軍産複合体が開発してきた、
現金と引き替えに全宇宙から真の富を奪うためのシステムには
「原子力発電システム」と
「金融クレジット・システム」の2つが含まれていた。
不可視の技術的ノウハウの、
膨大な目録を利用するグランチにとって、
地球上のすべての富の合法的な収奪以外に
彼らの目的は存在しない。」
バックミンスター・フラー 1983

月の裏側にはレアメタルや、更に希少なレアアースが眠る。
宇宙のすべての富の合法的な収奪が始まっている。

一貫性 (coherence)の違いについて

事実から逃亡するための
一貫性によって
誠実さが偽装されるほど
一貫性は揺るぎない固体のように変容するが、
真実を破壊するにはつねに局所的すぎる。

物理学においては、
干渉のしやすさとその鮮明さが
一貫性(coherence) の概念である。

どんな光源からでも干渉縞を生成できる自然の不変性は
互いにコヒーレントな波の干渉縞をより鮮明にする。

動的シナジェティクス

植物は環境条件に出会わなければ
決して発芽しないようにデザインされている。
シナジェティクスの学習過程では
成熟と休眠という生理学的変化を経由しない時、
先験的な知はけっして発芽しない。
基礎によって大地に繋がれていない
動くシナジェティクスは大地に根を生やさない。

物体が回転している時
その回転軸に垂直な平面上で物体に対して垂直な力が発生する。
こうした原理は土地測量のための幾何学を起源としない。

試行錯誤のための時間の空隙

経験を伴わない学習による理解は
情報の増加になるだけで
試行錯誤から定着されない限り
脳に貯まるゴミとなる。
貯めたゴミ量を競うクイズ番組で使われる以外、
「ゴミ箱を空にする」ノウハウは
学校では教えても貰えない。
試行錯誤のための時間の空隙がなければ、
全情報量は増加しない。
空隙とは、より加速する情報のエントロピー増加に反する
自己のテクノロジーだ。

SYNERGETICS RBF 1975
“Concave octahedra” and “concave vector equilibria” pack together to define the voids of an array of close-packed spheres which in conjunction with the convex spherical vector equilibria fill allspace.

モバイラー生活器

裕福だが車には興味がない人々がプリウスに乗る時代から
金儲けに興味がない個人が大地や大気圏と交換を始める手段は、
コンテナハウスやスモールハウスでの定住ではないだろう。
強欲な資本主義から離れても大地の収奪と汚染から逃れられない。
大気圏と相互作用するモバイラー生活器は未だ存在しない。

大気圏と相互作用する自動気象シェルターが
火星以外では開発されないのはなぜか。

前例のないシナリオ

試行錯誤のない経験は他人の経験の複製だ。
試行錯誤にはつねに時間を伴う
前例のないシナリオが副産物として形成される。
宇宙は光によってシナリオを書き換える。
光のおかげで科学者は中性子星の内部構造を初めて観察できる。
宇宙よりも簡単に時間を潰せるは映画だけだ。

NASAの望遠鏡が撮影した遠方の銀河では
中心のブラックホールの周囲を星々が螺旋状に取り囲んでいる。
(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH)

エンジニアリングとインジニアリングの統合

自律的な自己教育は「engineering」と「ingineering」の
相互作用から形成される。
エンジニアは職業化されるが
インジニアは内的な先験性ゆえに未だ職業化されない。
エンジニアリングとインジニアリングは
外部化と内部化の操作主義に関する
分割化と統合化であり
1949年のバックミンスター・フラーの「包括的デザイナー」に始まる
デザインサイエンスの全方向的な試行実験。

参照『宇宙エコロジー』包括的デザイナー 
バックミンスターフラー+梶川 泰司 著 美術出版 2004

エンジニアリング=現実の問題を解決する方法

テンセグリティのモデリング自体が
自然の相似律を除外して、自己目的化したら、
構造とパターンに潜む自然の神秘が抜け落ちた
高度な3次元パズルになる。
知育玩具はしばしば内的体験を排除した頭脳用で終わる。
真のエンジニアリングの習得過程(engenious)での
現実を変える経験から内的で先験的な天才(ingenious)を呼び覚ます。

「裏庭のテンセグリティ・ワークショップ 2019 年」
 9月14・15日 開始 
http://synergetics.jp/tensegrityblog/

SYNERGETICS RBF 1975
Stabilization of Three-Way-Grid Tensegrity Sphere: