グランチ」カテゴリーアーカイブ

反・収穫逓減

より大きく作れば作るほど、
単位体積あたりの重量が減少して強度が増加する
シナジー原理を実践する時、
私は構造計算を信じない。
生産システムの生産性の限界を追究する
経済学の「限界主義」に適応して
より大きく作れば作るほど、
単位体積あたりの重量が増大する構造計算は時代遅れである。

台風の季節が再びやってきた。
熱帯低気圧が地理的境界線を越える時、名前が変わる。
台風の目の周辺部では上昇気流、その中心部の上空で下降気流が発生する。
台風は長寿命に自己組織した渦である。

定年制の起源

1975年米国で物理学博士号を取得した科学者は
9千人であったが仕事を得た人は僅か2千人であった。
教育投資をしても失業するから
先進工業国では定年制が廃止され、
人々は車や住宅それ以上に
自分の生命に保険をかける習慣が生まれた。
日本の定年制は奴隷制の変形である。

1887年日本海軍の火薬製造所が55歳の定年制度を設ける。
東京第一陸軍造兵廠大宮製造所集合写真 (1945年8月)

無知と暗黒(darkness)の製造方法

無知と暗黒(darkness)の製造方法は
高度な軍事機密である。
義務教育における宿題と試験、
そして、半ば強制的な部活は効果的なアプリである。
動機と興味を
合法的に奪う無知と暗黒システムに従事するための。
たとえ草原で暮らしたとしても。

ロシア映画『草原の実験』(ISPYTANIE)の最終シーン
監督:アレクサンドル・コット

無知(darkness)の貯蔵システム

核兵器には
濃縮ウランを貯蔵できる原発が必要であった。
その原発の開発に税金を投入するためには
エネルギーの欠乏と
エネルギー危機が存在しなければならなかった。
原発の爆発後も、
原発の存続やエネルギー戦争には
専門分化によって常識に変換された
無知と暗黒(darkness)が不可欠である。

無知と暗黒(darkness)の製造方法は高度な軍事機密である。

比較する教育システム

劣等感も優越感も
自分より高い能力またはより低い能力との
比較から始まる。
理解度を試験で比較する教育システムは、
自分の間違いから遠ざかるために生まれる
権力構造の物まねである。
グランチが原爆投下による死者数と
戦争終結の効果を比較して
核開発を正当化したように。

人口や経済は面積比では表れせない。

欠乏経済学

すべての経済学は、欠乏という基本的な方程式に委ねる。
欠乏という出来事が必要とされる場所へと。
埋蔵量とは無関係に戦争を仕掛けて原油価格を吊り上げる。
「無人機の撃墜と(死者数が)釣り合わない」戦争経済学も
エネルギーの欠乏という方程式に基づいている。

軍事用プレデターの無人機を開発するジェネラル・アトミックス社は
壱岐空港を拠点に実証試験を計画 2018

固有のズレを補正する逸脱システム

筋肉に命令をより速く伝達するために、
運動神経は筋肉よりも相対的により太くなる。
こうした遅延を補正する逸脱システムは、
生命には固有のものであるが、
政治は、意見の相違を支配力で無化し、
経済は、時差を隈無く利益として独占することによって
大多数の人生の可能性をより短命にしている。

より多くの視覚情報を伝達するための視神経は外眼筋よりも太い

停電テクノロジー

大地震で都市が大規模に停電するのは、
電力会社がウランもプルトニウムも電子も発見しなかったからだ。
さらに発電機を発明したわけではないし、
銅線ネットワークと電気メーターを量産したにすぎないからだ。
彼らは大多数の生命に関わるテクノロジーに無関心だ。
有線は地震に対して時代遅れだ。
バイオスフィアに停電はない。

自然に停電はない。バイオスフィアには1秒間に無数の落雷がある。

他人の思考、他人の言語

数学は科学への言語、
音楽は感情表現のための言語、
英語はますます問題解決のための言語によって
「遠くから歌が聞こえるが何の歌かわからない」
経験と似てくる時は
すでに危険な群れの中だ。
考えたことよりも
考える方法を考えることは少ない。
感じる方法でさえ他人の言語だ。

ジョイントデザインは思考方法のデザイン
Basic Joint for Isotropic Vector Equilibrium Matrix.
SYNERGETICS RBF 1975