グランチ」カテゴリーアーカイブ

孵化所有欲のハッキング(再考)

早朝は裏庭のカッコウの鳴き声で目が覚める。
裏庭の高い樹で鳴くからとても騒々しい。
そっと窓を開けてもすぐに飛び立つほど鋭敏だからこそ、
カッコウは直接巣を作らないが、巣の持ち主の卵よりも
早く孵化(Hatching)するようにプログラムを
ハッキング (Hacking)したのだろう。
巣から脱出する替わりに巣の所有欲から
人間の住宅は銀行によってハッキングされやすい。

もっとも単調な辛い労働

20代の土木作業員だった頃
単調な穴掘りが日々の仕事だった。
単調な辛い仕事から逃れるために
私の頭は何かを考え始めた。
穴掘り以上の単調な労働は他にもあるのだ。
ロシアで拷問に使われた方法は、
掘った穴を再び埋めるまでを
何度も繰り返すのだ。
死ぬほど単調な労働は
その目的を労働から奪うことができる。

犬は出産や育児をするために巣穴を掘る。
大地に窪みを作って寝床にする習性がある。
犬は自分のシェルターを作る。

ゆっくりと破綻させるシステム

人を怒らせるのは人を笑わせるよりも簡単だ。
人を怒らせないもっとも簡単な方法は
巨大クレジットシステムを破綻させないように
国家が高価な武器の買付けに明け暮れて
人々の生活をゆっくりと破綻させることにある。
限度額を超えた消費を合法的に見せる
見えない心理戦争は拡大する。

サイバーセキュリティと相補的な
IoTデバイスのセキュリティホール

IOT

産学複合体(Military-industrial complex)=グランチ

優れた科学技術者は
原子力を平和利用として考えたが
軍事利用をさせない方法を用意しなかったのは
その多くが軍産学複合体(Military-industrial complex)に
軍事利用のために高給で雇用されたからだ。
偏差値が高給の代名詞になって久しい。
教育は至る所でグランチの奴隷化のために改造されてきた。
日本製のF35Bが製造される日は近い。

小型のいずもを「空母」化するには垂直離着陸できるF35Bが前提になる。

自発的な知的爆発の経験

優れた教師は
こどもの好奇心に火を付ける。
しかし、こどもの好奇心を爆発させて、
思考力と行動力に変える
天才は教師をしていない。
本当のイノベーションは
子供の時の
自発的な知的爆発から始まる。
それは急激な極移動による
地場の反転を伴うような内的経験だ。

地球の中心コアにあるダイナモ(発電機)から磁場が発生し,
地球全体を覆う双極子を形成する。

火星生活

火星の生活は、水と食料
そしてエネルギーと住宅、宇宙服にすべて課金されるが
水はもっとも高価になる。
グランチによる宇宙開発のテクノロジーは
課金すること以外何も変えられない。
宇宙は課金しないテクノロジーである。
光、重力、元素を使って森や鳥など
人間以前に宇宙に適応した存在に課金しない。

「HI-SEAS(ハワイ宇宙探査模擬実験)」HI-SEAS/NASA

固体概念

花粉は遺伝子を保護するために
なぜ美しいパッケージを採用するのか。
ジオデシックス構造の殻は目的ではなく結果だ。
美しいテンセグリティを模倣しても
何も理解できない。
大地が振動しても固体を信じたい人は
テンセグリティに居住できると想像もしていない。

花粉はジオデシックス構造でパッケージされる

疑似脱工業化からの離脱実験

脱工業化とは
職業の大部分が人類の生存には無関係になることだから
新たな仕事を生み出すには
なくてもよい職業から失業しなければならない。
過剰な情報・知識・サービスからの選択的自由は
失業から始まる。
シナジェティクスは、
疑似脱工業化からの完璧な離脱実験から始まる。

個性化という身体矯正

学校における学力と
家庭における所得の階層化を通じて
個性化が求められる時代の
個性化とは独創性を封じ込めるための
一種の身体矯正なのである。
レディメイドの経験産業のマーケットを支配する
彼らにはシナジェティクスは
個性化の破壊プログラムとして映るに違いない。
自然が原理の個性化を求めないように
思考の個性化から自然は見えない。

SYNERGETICS RBF 1975
原子核のマジックナンバー

レイマンの生活

机の上で静かに考えて仕事するのは
専門家の生活だ。
私はスタジオでも裏庭でも動き回っている。
シナジェティクスの原理は動詞に潜んでいる。
原寸大プロトタイプは、動詞に溢れた神秘に近い。
朝露が消えるまでの間、
裏庭は机上の理論を超えて
見知らぬ庭にまで拡張している。

朝露が消えるまでの間