水と酸素と食料によって、
外部エネルギーを自己に取り入れる過程で、
スマホに自己を吸引させビッグデータをより肥大させる時、
シナジェティクスは、
自己を含んだすべてを宇宙に組み入れる方法となる。
物質とほとんど相互作用しない暗黒物質に対する
これ以上の生化学的反応があるのだろうか。
「グランチ」カテゴリーアーカイブ
レシピ(recipe)とは受け取ることである
レシピは秘法の集積かもしれない。
料理は見えない生化学反応の連続だ。
知識もまた同じである。
相互作用する順序やタイミングを無視すると、
かなりまずい結果になるだろう。
知識も複雑な生化学反応をする。
レシピ(recipe)とはreceiveであり、受け取ることである。
しかし、思考とは受け入れることではない以上、
思考のレシピは、存在しない。
思考の自発的な生化学反応は、個人の経験から生まれる。
「数えられる無」の脅迫
ゼロ円生活、ゼロ金利、残高ゼロ、
これらはゼロの使い方の一部だ。
ゼロという無限を対象化した概念と記号化の革命によって
「数えられない無限観」から人類を解放した歴史が忘れ去られ、
富と借金を合計するとゼロになる経済学から信じ込まされたのだ。
「数えられる無」に怯えさせるために。
教科書
科学では、理論を学習するために実験する。
優れた科学者は実験から理論を作る。
偉大な科学者は原理を発見する。
しばしば、科学的ではない方法で。
その発見後に、優れた科学者たちが実験するが
原理の発見者が教科書を書く歴史はない。
真実の思考の過程はつねに編集されている。
詐欺師(imposter)の想像力
他人になりすまして他人を欺くはずの詐欺師が
他人の独創性を盗んだ場合、
他人の経験を自分に対して欺し続けなければならない。
(自分の内部に自己宣伝用ポスターを貼り続ける)
しかし、アイデアを考案した動機までも盗めない。
しかしアイデアを考案した動機までも盗めない。
偶然性と間違いの神秘が織り成す動機のリアリティは、
動機の具体性を置き換える想像力がない場合は再現不可能だ。
差益の起源
中央銀行はアメリカにもあるが、旧ソ連にも存在した。
後者の中央銀行は計画経済の管理統制をしたが、
預金金利と貸出金利の差益で富を独占できる権限を
中央銀行に与えるための金融資本主義の理論は
ともに対立するイデオロギーの同じ背景となった。
差益は支配のための見えない武器である。
静かな信頼
独創性な環境は、個人的な関係の静かな信頼に始まる。
その環境は、自分の独創性の達成感を内面的に肯定するための
見知らぬ他者を必要としない。
生活器にテンセグリティ構造を統合する仕事
生活器にテンセグリティ構造を統合する仕事は
デザインサイエンスの課題だった。
シナジェティクスに求めても完成しない領域だった。
しかし、生活器の複製にグランチの大量生産技術に依存する限り
遅延するばかりだ。
既製品だけを使用することで経済性と耐久性を備え、
組立・分解が個人で可能な
直径7mのモバイル・テンセグリティシェルターの
可能性は2018年まで存在しなかった。
個人教授バックミンスター・フラー
私は、シナジェティクスの探求を始めてすぐに
新たなシナジェティクス原理とそのモデル群を発見したわけではない。
バックミンスター・フラーに会うまで少なくとも5年間は文通していた。
彼から建築ではなくシナジェティクスを
縁側と裏庭で学んだ最初の学生であったことが
後の膨大なクロノファイルから分かった。
発見された宇宙のテクノロジー
1.あらゆるエネルギーの無料化を達成できるテクノロジーを
支配する世界権力機構が存在する。
2.すでに発見された宇宙のテクノロジーに依存すれば、
「個人が必要とするモノはすべて、すでに支給されている」
という現実を露わにしたバックミンスター・フラーの考えから
私は19歳の夏にシナジェティクスの探求を始めた。