鈍い馬から降りたと思ったら
死んだ馬に乗り換える指導者ども。
停留所の方が早く移動しているだけである。
停留所は遠隔操作できるから。
鈍い馬から降りたと思ったら
死んだ馬に乗り換える指導者ども。
停留所の方が早く移動しているだけである。
停留所は遠隔操作できるから。
金銭で金銭を増やす経済学は、
稲作の一粒万倍(=微生物的触媒によるシナジー)の起源に
怯えている。
アジアと中東の稲作地帯は、戦時には爆弾と枯れ葉剤で、
そして、平時には肥料と農薬で計画的に破壊されている。
一粒万倍の経済学は、ゼロの脅迫を陳腐化するにちがいない。
ゼロ円生活、ゼロ金利、残高ゼロ、
ガス欠、停電・・・・・
みんなゼロの使い方を間違っているようだ。
昼となく夜となく
<何もない状態>に怯えている。
ゼロという
無限を対象化した概念と記号化の革命で
数えられない無限観(=空)から
人類を解放した歴史が忘れ去られ、
誰かの富は誰かの借金だというゲームを
信じ込まされている。
富と借金を合計するとゼロになるという
<何もない状態>を作り出す経済学に。
太陽系の<何もない状態>のバイオスフィアに
人類は降り立つことはできななかった。
無柱、無線、無管、無軌道のテクノロジーは
定住よりも移動によってより加速してきた。
船舶、電気自動車、そして航空機や宇宙船のように。
個人の移動距離の増大によって、
個人はより一時的にホテルや船舶、航空機や宇宙船に
住む習慣を形成してきた。
一方、人々を定住させる土地資本主義は、
1950年代からの持ち家政策によって
都市と農村の空き家率を増大させながら
新築マンションを増加させてきた。
2033年までに空き家率30.2%に上昇するのは偶然ではない。
もっとも高額な商品としての住宅は
より短命で非再生的にデザインされてきたのである。
最初から存在する行動の基本原理は存在しない。
人間は、無知によって自らを無秩序化するだけである。
原子核を分裂させるテクノロジーは
原子核を融合するテクノロジーではなかった。
宇宙の秩序を超えてどんなことも実行できない。
40年間の地震予知の研究で一度も出されなかった警戒宣言は、
科学的な根拠がない集団による補助金製造装置でしかなかったが、
地震予知が打ち切りになった本当の理由は、
弾道ミサイルの警報システムに伴う防衛システムの確立が
津波対策のための新型堤防建設よりも最優先すべき課題であるからだ。
しかし、日本列島内での局所的な軍事的システムの再構築は、
大気圏外での球状惑星地球を支配する冷戦後の不可視の軍事システムの段階では
国家的な税金収奪の手段に始終するだろう。
直線的に成長し、増殖する有機体生命は存在しない。
そして、非直線的な映像編集方式(Non-linear editing)などが
人間の視覚的理解をより加速させてきた。
ミサイルの弾道は、非線形的であるにもかかわらず、
不安と怖れは、人々を直線的思考に耽らせる。
直線的思考は加速度的に生命を老化させる。
地球の元素の存在度は、太陽系存在度によって間接的に求めるしかなかった。
つまり、一つの岩石でさえ全太陽系の知識が求められる。
地球規模の認識でしか、地球の問題は解決されないことは明らかである。
世代を超えた地域人間の増大によって、
非科学的な知識のパッケージ化(あるいは家畜化)は止むことがない。
「鉄の棒が生コンに偶然落下してから25年が経過して
大型建築物における鉄筋コンクリートの実用化がはじまった」
(バックミンスター・フラー 1983)
柱と梁が90度で一体化した構造は、
地球上の疑似的な固体の概念に頑なに固執した物質化である。
物理学はけっして固体を発見しなかった。
非科学的な固体概念こそ、他の天体では過剰な重量ゆえに非実用的である。
地球上の資源では、人類のための20億戸の固体的住居は、供給不可能だ。
しかし、棒と紐が偶然から絡まって、
テンセグリティ原理の発見があったわけではない。
テンセグリティは、バックミンスター・フラーが
固体という概念から脱獄する過程で発見した宇宙の構造原理なのだ。
建築の構造とその歴史を全否定する構造原理としてのテンセグリティ構造を、
基礎を必要としない自律した永遠の構造原理として再考すべきである。
宇宙に存続する生命体として、人間の37兆個の細胞はすでに
例外なく基礎のない超軽量のテンセグリティ構造を採用している。
平時は、敵を短時間に効果的に殲滅させる新兵器の開発期間だとしても
資本主義陣営も共産主義陣営も
宇宙の原理を共有して、兵器をデザインしている。
イデオロギーと違って、彼らには科学的な互換性がある。
それは、イデオロギーの指導者に対する
デザインサイエンティストの反対称的な起源である。