火星の生活は、水と食料
そしてエネルギーと住宅、宇宙服にすべて課金されるが
水はもっとも高価になる。
グランチによる宇宙開発のテクノロジーは
課金すること以外何も変えられない。
宇宙は課金しないテクノロジーである。
光、重力、元素を使って森や鳥など
人間以前に宇宙に適応した存在に課金しない。
「HI-SEAS(ハワイ宇宙探査模擬実験)」HI-SEAS/NASA
火星の生活は、水と食料
そしてエネルギーと住宅、宇宙服にすべて課金されるが
水はもっとも高価になる。
グランチによる宇宙開発のテクノロジーは
課金すること以外何も変えられない。
宇宙は課金しないテクノロジーである。
光、重力、元素を使って森や鳥など
人間以前に宇宙に適応した存在に課金しない。
「HI-SEAS(ハワイ宇宙探査模擬実験)」HI-SEAS/NASA
花粉は遺伝子を保護するために
なぜ美しいパッケージを採用するのか。
ジオデシックス構造の殻は目的ではなく結果だ。
美しいテンセグリティを模倣しても
何も理解できない。
大地が振動しても固体を信じたい人は
テンセグリティに居住できると想像もしていない。
花粉はジオデシックス構造でパッケージされる
学校における学力と
家庭における所得の階層化を通じて
個性化が求められる時代の
個性化とは独創性を封じ込めるための
一種の身体矯正なのである。
レディメイドの経験産業のマーケットを支配する
彼らにはシナジェティクスは
個性化の破壊プログラムとして映るに違いない。
自然が原理の個性化を求めないように
思考の個性化から自然は見えない。
SYNERGETICS RBF 1975
原子核のマジックナンバー
より初期のシナジェティクスモデルを見ると
自惚れと誇張が見える。
無意識がモデリングされている。
しかしそれは次のシナジェティクスモデルを
発見した後の話だ。
原理が最初のモデルを陳腐化する。
陳腐化が試行錯誤の無限性を生む。
原理は調整できない無意識に浮かぶマイルストーンだ。
SYNERGETICS RBF 1975
シナジェティクスモデル
風はけっして止まない。
風が吹かない場所は
つねに風のように移動する。
吹かない場所が
風で満たされるかぎり
無風は風のように
始点と終点を探している。
机の上で静かに考えて仕事するのは
専門家の生活だ。
私はスタジオでも裏庭でも動き回っている。
シナジェティクスの原理は動詞に潜んでいる。
原寸大プロトタイプは、動詞に溢れた神秘に近い。
朝露が消えるまでの間、
裏庭は机上の理論を超えて
見知らぬ庭にまで拡張している。
朝露が消えるまでの間
被曝したら
楽観主義者は
政府の検出データを見るが
悲観主義者は半減期をみる。
しかし、
結果が同じなら
主観的である。
客観的とは
それらの結果を
より少なくする行為である。
客観的に生きることが
もっとも奪われやすい世界は
主観的な牢獄だ。
この火星探査機は客観的で概念の牢獄化は主観的か
何も生まなくとも
何も破壊することなく
何も放棄もしない
外部とも絶縁しない
内部とも融合しない
客観的思考は
もっとも淀んだ主観的な行為だ。
シナジェティクスに憧れると
シナジェティクスを発見できない。
憧れとは
最大の他者との比較であり
すべての比較を超えなければ
内部の混乱は避けられないだろう。
ランダムに見える地下茎は、
地上の嵐で揺れ動く無数の葉の光合成を
不可視の微生物ネットワークに接続する。
地下茎ネットワーク
バックミンスター・フラーと彼が亡くなるまで
共同研究している間、
自分の名前で論文を出そうなどとは
思ってもいなかった。
モデル言語を学べるだけで十分だった。
彼が滞在するホテルの朝食会で
彼が私に自分の名前で論文を出版すべきだと
言った時はほんとうに驚いた。
彼はシナジェティクス3のモデル言語の始まりを
予感していたのだ。
それを理解できたのは
彼が亡くなった後の
バックミンスターフラー研究所の
シナジェティクスのアーカイブを
閲覧したときだった。
SYNERGETICS 2 RBF 1979