コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ

多頂点体(Polyvertexion)の反対称性

白黒写真で使用されたネガフィルムは
白黒の反転だけで鏡像反転ではない。
木版画の版木は鏡像で彫って白黒は反転しない。
ネガフィルムと版木の関係は反対称である。
シナジェティクスはこの関係を4次元化した
動くモデルを発見している。
内部と外部、左と右は相互に反転する。

多頂点体(Polyvertexion)Yasushi KAJIKAWA Synergetics Institute 1989

自滅に至る強迫観念

貨幣経済の支配者は、
自滅に至る強迫観念から
ほほ40年ごとに紙幣を一新するパターンがある。
暗黒時代からの強迫観念が変わらないのは、
21世紀の宇宙の支配者の思考が、
92種元素が有する
永遠の富の再生パターンに反するからだ。
時代遅れの紙幣には元素周期律表を印刷すべきだ。

2019年はロシアの化学者ドミトリ・メンデレーエフが「元素周期律」を発見して150周年

相似性(Similitude)と類似性(Analogy)との違い

相似性(Similitude)と類似性(Analogy)との違いは
独占されてきた。
相対的な大きさの違いは生存には決定的である。
テンセグリティ構造は
相対的な大きさが達成する利益に基づく
単位あたりの重量コストの飛躍的軽減(シナジー)によって
有用性を独占している。

放散虫 SYNERGETICS RBF 1975

「対称性の破れ」を統合させる反対称性

内部と外部の裏返しとスピンの向きの反転という2種の操作こそが
非鏡像的な相補性に再びネガティブとポジティブを再生し
それらを互いに交換する現実的な機能が発見された。
「対称性の破れ」を統合させる唯一の反対称性は、
1982年バックミンスターフラー研究所での
私の最後のプレゼンテーションだった。

It’s the last straw that breaks the camel’s back.

テンセグリティ構造が、「ラクダの背骨をも砕く一本の藁」
(It’s the last straw that breaks the camel’s back.)
という一つの観点から自らの一つ一つの選択と一つ一つの行動によって
すべての瞬間を生きた人間の実験方法から
発見された構造とは理解できないに違いない。
バックミンスターフラーは着想から「不連続の連続」の概念化まで22年を要している。

計画的陳腐化を陳腐化するテクノロジー

シナジェティクスは3次元幾何学ではない。
デザインサイエンスは科学的デザインでもデザイン的科学でもない。
シナジェティクスは準結晶やナノチューブ、ウィルスの構造にも接近できる。
デザインサイエンスは計画的陳腐化に最適化するテクノロジーを陳腐化する。

ユニバーサルジョイント

知識はそれ自体幾何学的に組織される。
知恵はモデルを伴う。
ユニバーサルジョイントの発明には普遍的で宇宙的な根拠がある。
宇宙には直線運動が存在しないからだ。
ユニバーサルジョイントを使用しない地球上のビークルは存在しない。
ジャイロスコープや羅針盤さえもユニバーサルである。

3軸のジンバル (Wiki)

原始構造は存在しない

原始の大気は存在する。
原始の細胞も存在する。
テンセグリティに先行するどんな原始構造も存在しない。
原始の圧縮力も原始の張力も存在しない。
最小限のテンセグリティには
圧縮力と張力の相互作用がある。
相互作用は非物質化への最初のプロセスである。

SYNERGETICS RBF 1975