コスモグラフィー」カテゴリーアーカイブ

奇抜な力に依存する経済発展

イノベーションとは、独創的でない個人または組織が
経済発展のための奇抜な力に依存する時に発せられる空疎な言葉だ。
真に独創的な人間は、偶然に発見する以外何もできない。
自然のもっとも根源の働きは、独創的なアイデアを超えている。
独占的な経済発展のための目的を持たないからだ。
それは自然の独創性なのだ。

自然界には存在しない形式

「自然界には存在しない化学物質」に鋭敏な人がいる。
統計偽装を首謀した安倍の「人間界には存在しない言葉」で
鋭敏に自然なアレルギー反応を起こすのは、
不自然な言葉も自然界には存在しない化学物質のように振る舞うからだろう。

メディア(見えない権力構造と市民の間を政治家が媒介する装置)が
複製されはじめたのは、1920年代のラジオ放送以後だ。

この1世紀間にアレルギー反応を起こさないハイテク奴隷が加速度的に急増した結果は、
想像を超えた歴史を刻むだろう。

自分の限界

飛躍するには、それまでは未知だった自分の限界を識ることが先行する。
それでも自分の限界は存在する。
その限界は確実性よりも可能性に無関心な人々が
共有する壁から出来ている。
限界は全方向720度に拡張できる。
自分を外部から観る最初の内部と外部の反転操作によって。

彫刻家ケネス・スネルソン

生活空間としてテンセグリティは危険すぎると考えたスネルソンは、
テンセグリティの自律的な外力分散システムや付加的でない
自然のリダンダンシーに対して無関心なまま、
テンセグリティ彫刻を作り続ける間に、
彼の60兆個の細胞は安全なテンセグリティ構造を
既に採用している現実が発見された。

水と酸素と食料によって

水と酸素と食料によって、
外部エネルギーを自己に取り入れる過程で、
スマホに自己を吸引させビッグデータをより肥大させる時、
シナジェティクスは、
自己を含んだすべてを宇宙に組み入れる方法となる。
物質とほとんど相互作用しない暗黒物質に対する
これ以上の生化学的反応があるのだろうか。

レシピ(recipe)とは受け取ることである

レシピは秘法の集積かもしれない。
料理は見えない生化学反応の連続だ。
知識もまた同じである。
相互作用する順序やタイミングを無視すると、
かなりまずい結果になるだろう。
知識も複雑な生化学反応をする。
レシピ(recipe)とはreceiveであり、受け取ることである。
しかし、思考とは受け入れることではない以上、
思考のレシピは、存在しない。
思考の自発的な生化学反応は、個人の経験から生まれる。

科学の探求方法さえも編み出す動機

優れた着想を練り上げるための
科学論文の記述方法のウハウなどは
専門分化に従事する専門家たちの自惚れである。
原理の発見者とその概念化におけるパイオニアには、
論文審査や熱狂的な投稿とは無縁な段階がある。
シナジェティクスは、純粋科学における
探究方法さえも編み出す動機から始める。

教科書

科学では、理論を学習するために実験する。
優れた科学者は実験から理論を作る。
偉大な科学者は原理を発見する。
しばしば、科学的ではない方法で。

その発見後に、優れた科学者たちが実験するが
原理の発見者が教科書を書く歴史はない。
真実の思考の過程はつねに編集されている。

詐欺師(imposter)の想像力

他人になりすまして他人を欺くはずの詐欺師が
他人の独創性を盗んだ場合、
他人の経験を自分に対して欺し続けなければならない。
(自分の内部に自己宣伝用ポスターを貼り続ける)
しかし、アイデアを考案した動機までも盗めない。
しかしアイデアを考案した動機までも盗めない。
偶然性と間違いの神秘が織り成す動機のリアリティは、
動機の具体性を置き換える想像力がない場合は再現不可能だ。