関係性の最小単位は3ではなく6である。
最小限の正4面体的構造から派生する関係性が
最小限の社会性を形成する。
集団的コロニーの最小構成単位は3人ではなく4人である。
4つの事象(出来事)間の関係によって、
はじめて内部と外部が発生する。それは正4面体になる。
関係性の最小単位は、3ではなく6であり、
最小限の正4面体的構造を形成する。
SYNERGETICS RBF 1975
関係性の最小単位は3ではなく6である。
最小限の正4面体的構造から派生する関係性が
最小限の社会性を形成する。
集団的コロニーの最小構成単位は3人ではなく4人である。
4つの事象(出来事)間の関係によって、
はじめて内部と外部が発生する。それは正4面体になる。
関係性の最小単位は、3ではなく6であり、
最小限の正4面体的構造を形成する。
SYNERGETICS RBF 1975
「宇宙のエネルギー経済システムは破綻しない。」
「宇宙の法則には腐敗がない。」
「宇宙の92種の元素は、劣化しない。」バックミンスター・フラー
これらは、未だ人類の常識ではないがゆえに、
経済システムは破綻を繰り返し、
政治は腐敗しやすく、あらゆる流行は意図的に短命になる。
Five Stars (非共鳴型テンセグリティ構造)
シナジェティクス研究所 モデル制作 梶川 泰司 1988
自然の標準は、例えばデフォルトとしての
プランク定数(Planck’s constant)として知られている。
静止的な標準をつねに解体しながら
動的なシナジーを生成するシステムにふさわしい概念を
シナジーの概念以上にまだ形成できていないが、
標準化から離脱するシナジー作用を捉える
テンセグリティには、
標準化からは予測できない統合作用が確実に存在する。
風と共鳴できない標準化されたテント
テンセグリティの統合力をその張力材が学習するまで
すべての張力材が、より大きな外力に備える「時間と経験」を
待たなければならない。
張力材が不意の急激な外力で破断しない機能を形成するための、
テンセグリティが自らの共鳴によって統合力の限界を
引き上げるシナジーの形成時間が存在する。
その統合力の限界は張力材から予測することが出来ない。
言い換えれば、半球テンセグリティ構造は、
全球テンセグリティ構造と同様に、
張力材が破断しても構造安定性を補償するシステムが
形成されているのである。
半球テンセグリティ構造デザイン シナジェティクス研究所 梶川 泰司
地球外で生存できる環境を確立するのは、科学である。
エネルギーと水と食料を再生しサバイバルする方法は実験済みだ。
そのコストは劇的に低下してきたが、
地球上を移動できない住居は量産されないまま課税される。
個人がシェルターを生産し課税されないようにする方法は、
デザインや数学ではない。
テンセグリティ・シェルターの物質化は思想から始まる。
インタビュー:テンセグリティシェルターの開発の動機と過程について
モバイル・テンセグリティシェルター
直径6.5m 重量30kg カーボン製
デザイン・制作 シナジェティクス研究所 梶川 泰司 2008年
焚火に、明確な内部と外部が形成された時、
少ない薪でより長く、煙を減少させる焚火の方法が
より長い燃焼経路にあることが分かる。
より長い燃焼経路は、
シナジェティクスの最密パッキングとその隙間の概念から導かれる。
この動力学的な焚火も満月も
ともに互いに張力(=吸気)に変換された効果なのだ。
(この方法には発見と発明が共存する。)
濡れた薪や腐食しかけた倒木ですら燃える
焚火のシナジェティクスは、緊急時の基本的な生存技術の一つである。
SYNERGETICS RBF 1975
Convex and Concave Sphere Packing Voids:
放射冷却の激しい満月の夜は、焚火がいい。
炉と煙突のない焚火は、閉鎖空間ではないと思われている。
だから、焚火から煙を減少させるためには
多くの酸素(または風)が必要だ。
同時に、多くの酸素によって急速に薪は消費される。
薪がより少なく、煙のより少ない焚火、つまり
ロケットストーブのように
吸気を引き込み、未燃焼ガスを二次燃焼させるという方法が
焚火にも応用できる。
つまり、流体が流れる経路に穴をあけると
そこから吸気を形成するというベルヌーイの原理によって、
焚火を無数の煙突がある一つの閉鎖空間に見立てることが出来る。
シナジェティクスを焚火に拡張する場合、
シナジェティクスの最密パッキングとその隙間の概念が必要だ。
SYNERGETICS RBF 1975
Concave Octahedra and Concave Vector Equilibria Define Spherical Voids
シェルターから火星を見る。
映画『オデッセイ』が提案した
火星基地でクルーたちの糞尿を肥料にして
ジャガイモを栽培する方法よりも、
焚火と玄米で生存できる惑星で、
カーボン材の張力からなる
テンセグリティモデルを制作するほうが科学的だ。
(バイオスフィアの微生物群が存在しない「火星菜園」は空想的だ。)
サバイバルの生化学はクッキングに始まる。
極寒の地でも凍らない液体はお酒だ。
☆「焚火とテンセグリティワークショップ」 追加1名募集します。
映画『オデッセイ』での火星菜園の内部
裏庭がない菜園は実に高コストだ。
北アルプスから湧き出るような流星群を見るには
夕暮れの焚火から始まる。
焚火すれば夜明けまで、流星のない夜はないだろう。
炎を絶やさない方法を習得しなければ
朝日から受ける輻射熱よりも
大地のぬくもりを奪う気化熱を知らないだろう。
夜明けの極寒に耐える内部を発見する
シナジェティクス。
☆申込みは下記から 追加2名 募集します。
https://synergetics.jp/tensegrityblog/
焚火と共鳴テンセグリティ・ワークショップ会場 (イラムカラプテ 安曇野)
https://www.facebook.com/iramkarapte/
青い朝顔には瞬時に開花するタイプがある。
その瞬間をハイスピードカメラで捉える前に、
私は捩れのあるつぼみの回転の向きに魅せられた。
つぼみは左右の開閉を繰り返す螺旋構造だ。
5回対称の花弁は太陽と共に飛び交うミツバチを誘導するために
左向きに美しく展開する。
青い朝顔は「短い愛」に生きる。