シナジェティクス」カテゴリーアーカイブ

ウイルスは生物構造学よりもつねに進化する。

中国・湖北省武漢市で発見された正体不明の呼吸器ウイルスは
「第2のSARS(重症急性呼吸器症候群)」となる疑いがある。
カプソメアが共有結合して「正二十面体構造」のヌクレオカプシドが形成され、
エンベロープの皮膜には、スパイクとよばれる糖蛋白の突起が存在する。
このより長くなった突起が皮膜と共に
構造の安定性を増幅させていると思われる。
「正二十面体構造」の外側の殻は、固体的ではなく
より安定した、つまり共鳴するテンセグリティ構造なのだ。
生物構造学が、自然が採用するテンセグリティ原理を理解する前に
ウイルスはタンパク質だけで「doing more with less」を実践している。

「第2のSARS(重症急性呼吸器症候群)」

内部から外部への反転操作による客体化(objectification)

カルロス・ゴーンは「国外へ逃亡」した訳ではない。
「国境、組織、すべての枠を超える方法」が
我々を世界の片隅に追いやる以上に消失する存在だと認識する
日本人が圧倒的に少数だから、
内部から反転した外部からのみが
「人質司法」の違法性を客体化する唯一の操作として捉え難いのだ。

SYNERGETICS RBF 1975
The insid-outing of the rubber glove explains
“annihilation” and demonstrates complex into-extroverting.

「石はそれ自体で大地から自立する」

テンセグリティの圧縮力と張力の相互作用において
圧縮材が優位になるとバランスの欠如が起こり、
シナジー的に構造を生成する共鳴作用は瞬時に消失する。
圧縮材のみから空間を構成する傾向が生まれたのは
「圧縮材=石はそれ自体で大地から自立する」
という長い歴史的依存からだ。
それは軍事的要塞の確実な技法であった。

プランクトンが生成する空間もしばしば固体的に見える。

KAJIKAWA Band(表裏がない捩れ正4面体構造)

KAJIKAWA Bandは、1つの面から形成され1色で塗りつぶされる捩れ正4面体構造である。
KAJIKAWA Bandの中央線(センターライン)は、「1本の連続した中央線」を形成する。
中央線は表裏がない一つの面でエンドレスに連続する。

☆シナジェティクス教材 KAJIKAWA Bandについて 
https://www.tensegrity.jp

表裏がない捩れ構造におけるKAJIKAWA Ban(シナジェティクス・モデル)の生成

テンセグリティは「火を見るよりも明らか」か

海から遠ざかった人間にとって
テンセグリティは「火を見るよりも明らか」ではない存在だ。
人々は圧縮力に包囲されて生活している。
張力に関して「疑いを入れる余地がない」ほど経験がない。
焚火の炎が、樹木から厳しい圧縮力を解放させる時、
張力材は不意に激しく弾けるのだ。

「焚火とテンセグリティワークショップ 2020」について 
https://synergetics.jp/tensegrityblog/

共鳴テンセグリティ、その非固体的な自然の構造

テンセグリティにとって過剰な圧縮材は欠乏に繋がる。
テンセグリティは張力ネットワークのほかに失うものを持たない。
失うものがなにもない時にはじめて共鳴する。
過剰と欠乏がない動的な構造安定性を
R.B.フラーが発見するまで、
静的構造以外から誰も想像できなかった。
 
このプランクトンは、捕食と移動のために
皮膜ネットワークが自在に動くテンセグリティ構造を採用した。

最新版のテンセグリティモデルキットと 球状テンセグリティモデル

「焚火と共鳴テンセグリティ・ワークショップ 」
2020年1月11(土)・12(日)(一泊二日) 
 
球状テンセグリティモデル制作(完成したモデルは各自持ち帰り)と、
球状半球自律型テンセグリティシェルター(直径3.2m)を裏庭でアセンブルする。

テンセグリティ構造を通過したエネルギーはそのシステムをより強化する働きがある。
テンセグリティ構造はつねに全方向に共鳴する。

申込みは下記から。
https://synergetics.jp/workshop/ws200111.html

最新版(2020)のテンセグリティモデルキットと球状テンセグリティモデル 
シナジェティクス研究所 制作 (特許出願済)

銀河新年2020 一つの海に浮かぶ1つの陸を包む一つの大気圏

地球儀では一度に裏側を見ることは出来ない。
テトラマを2回回転対称性によって、
不連続な海と陸は完全に互いにエンドレスに平面状に連続化できる。
「一つの海に浮かぶ1つの陸を包む一つの大気圏」に
「一つの人類」の存在を確認するための最初の全方位720度の全地球地図である。


☆テトラマの平面充填システム 
正6角形の回転操作による平面充填の形成方法と3WAYの全地球情報の矩形画像を生成するアニメーション 

https://www.tensegrity.jp/items/9120599

One Ocean,One Land,One Sky,One People
一つの海に浮かぶ1つの陸を包む一つの大気圏は、全方位720度のテトラマに投影できる。
テトラマ(Tetrama)には、国境は描かれない。

マクロとミクロの動的平衡

テンセグリティを制作する過程に現れる
人間の固有の偏りと癖を鏡のように映し出す現象は、
テンセグリティが人間の方へにじり寄る仮の姿だ。
人為的な偏りと癖のような非対称性が
自然の共鳴作用によって
対称性に統合されていく過程は可視化できるが、
自然の構造のマクロとミクロの動的平衡は見えない。

太陽系の動的平衡は
重力(または引力)という断面積がゼロの
最強の不可視の張力材によって維持される。
銀河系とテンセグリティ構造との動的平衡は見えない。

SYNERGETICS RBF 1975
Fig. 1130.24 Reality is Spiro-orbital:
No path can be linear.All paths are precessionally modulated
by remotely operative forces producing spiralinear paths.

think out loudにおけるシナジェティクス・モデル

シナジェティクスのモデリングは
概念に先立って思考する過程にはない。
思考する時の閃きの翻訳ですら無い。
think out loud
〔心の中だけでなく〕声に出しながら考える行為との
相補性が存在する。
モデリングに伴う物質化と非物質化と交差が
思考を生成する。
think out loud は
直観の誘導システムとなる。

SYNERGETICS RBF 1975
このアインシュタインモジュールを理解したシナジェティクス研究者は
まだ世界に3人しかいない。