消化中の消防ホースは石のように固体的に変化する。
水は固定的液体である。
水は空気に比べ圧縮性がないので昇圧できる。
水は圧縮され難いのは、
パスカルの原理「密閉容器中の流体は容器の形に関係なく
単位面積当たりの圧力をそのままの強さで
流体の他の全ての部分に伝える」
と異なる原理だ。
パスカルの原理
消化中の消防ホースは石のように固体的に変化する。
水は固定的液体である。
水は空気に比べ圧縮性がないので昇圧できる。
水は圧縮され難いのは、
パスカルの原理「密閉容器中の流体は容器の形に関係なく
単位面積当たりの圧力をそのままの強さで
流体の他の全ての部分に伝える」
と異なる原理だ。
パスカルの原理
真の沈黙は、全体的パターンと局所的なパターンとの関係の認識によって
メタフィジカルなノウハウ体系が物理的体系に変換された直後にはじめて訪れた。
それはテンセグリティ構造を
暴風雨圏内で使用される生活器に最適化した実験時の
内部空間の広がりと静けさに相似している。
テンセグリティモデル
シナジェティクス研究所 制作 テンセグリティ・ジョイントデザイン 梶川泰司
ジョイントにはストラットを拘束する機能があるが
同時に角度的自由度を向上させる機能もある。
構造の安定化はジョイントにではなく構造のパターンに求められる。
ジオデシック構造の真の安定化は総三角形化にあって
重量とコストの上昇を伴うジョイントの剛性化には求めない。
SYNERGETICS RBF 1975
The geodesic spheres (D and E) exhibit “very local” dimpling as the frequency increases, suggesting much less resistance to concentrated loads but very high resistance to distributed loads.
面テンセグリティ構造は魚の鱗と相似的な結合方法を採用した。
RANDOMEは、ジオデシックスな鱗の配置から安定した球状を維持できるが
完全にランダムな同型モジュールの配置からでも球状を形成できる。
魚は骨格と皮膚からだけで自らの形態を維持しているのではない。
Randome Emergency Geodesic Shelter
魚類の鱗は真皮の内部に発達した骨格=皮骨であり
遂にハリセンボンの鱗は棘に変形した。
魚の鱗は相互に動く鱗は重く厚い鱗から軽く薄い鱗へと進化して、
面的なテンセグリティ構造を形成する。
水の抵抗を減衰させ迅速に移動し
水圧に耐えながら敵の攻撃から自身を守るために。
鱗は真皮が変化した骨格=皮骨
フグの4面体状モジュールは自然のテンセグリティ・デザインである。
バックミンスター・フラーは、8面体状のテンセグリティモジュールからなる
球状テンセグリティ構造(1982年)をデザインしている。
約40年前私はカリフォルニアでこのモデルの修復に従事したことがある。
無脊椎動物や藻類などを食べるフグは脊椎動物であるが、
驚くことに連続した脊椎をほとんど形成していない。
すべてのテトラ状の骨は張力材ネットワーク上に
浮かんでいることになる。
テンセグリティ構造は大黒柱のない分散型の無脊椎構造である。
tensegrity
最軽量の生活器モバイル・テンセグリティシェルターに
大多数はまだ無関心だ。
重量で強さを表してきた社会構造に安全性と安定さを
委譲してきたからだ。
より少ない物質で機能を向上させるモバイルテクノロジーは
今や武器の中枢を構成している。
単位体積あたりの重量は、
高速で動く宇宙船や航空機、船舶、自動車(そして鳥)などにとって、
強度と安全性の前提となる。
人間は体重と形態美を意識して生活するが
単位体積あたりの重量を知らない。
この習慣は、住宅に関しても単位体積あたりの重量を
無視する社会的習慣に重なる。
大気圏内で非経済的で静的な方法で存続しているは
人間と住宅だけかもしれない。
人間の体重の2割が骨の重さに対して、鳥の骨は全体の5%程度の重さ
風によって生み出される揚力を利用するために。
人類は地球の外側、つまり球体の表面に生存している。
テンセグリティシェルターは
都市から一時的に遊離するアウトドアへの新たな道具ではなく
バイオスフィアへのインドアなのである。
植物のように太陽と大地に求めるテクノロジーによって
閉じたバイオスフィアをモバイルするための。
SYNERGETICS RBF 1975