トリムタブ」カテゴリーアーカイブ

気孔の冷却機能

稲作による蒸散による冷却効果はドライミストの冷却効果よりも大きい。
単位あたりの稲の葉の気孔数はドライミストの微粒子数よりも圧倒的に少ない。
気孔から外部の気体の交換する場合、
ドライミストの微粒子(16ミクロン)の素早く蒸発しやすいレベルではなく
不可視の水素イオンの約0.38nm以下のレベルだからだろう。

生活器をデザインする数学

花粉の直径が増大するとジオデシックの構造とパターンが再現される。
放散虫と類似した花粉の球状構造には
予定しなかった大地に不時着するために張力材は採用されなかった。
疑似無重力圏の放散虫は張力材でより強度を得る。
植物と動物の生活器をデザインする数学は変わらない。

花粉の構造とパターン (Wiki)

奪熱(エアロ・ミスト効果)

猛暑の駐車で高温化した車内の室温は
冷房の送風口にミストを噴霧すれば効果的に全体から短時間に奪熱できる。
アスファルト熱波を走行中する時も断続的にミストすれば燃費さえも改善できる。
エアロ・ミスト効果は極細ミスト用のスプレーボトルで十分だ。
奪熱という概念が方法を生む。

安価な極細ミスト用のスプレーボトル

遮熱や断熱ではなく奪熱

直射を受けて長時間駐車した車に乗り込む前に窓をあけて熱気を逃がした後、
ボディに直接ミストを噴霧しても金属部分の蓄熱温度は変化しないが
室内にミストを噴霧するだけで
ハンドルやフロントパネルの表面温度を最大30度も低下できる。
体温を超える熱波には、遮熱や断熱ではなく奪熱が人間にも物体も有効になる。

火星の畑

よく発酵したコンポストはいい香りがする。
腐敗したコンポストは栽培には有害だ。
カエルたちが農薬と腐敗した肥料によって
雑草のない乾燥した剥き出しの表土から逃れて
小さな宇宙船に避難してくる。
微生物の発酵に群がる昆虫たちは先住者だ。
こんな簡単なことも火星では先進的だ。

火星の砂嵐 by NASA / JPL-Caltech / MSSS

秩序を理解する働き

個人の直観から始まり、
他者の理解から一般的な認識に至っていないアプローチによって
純粋な原理による完全なプロトタイプが初めて可視化される。
このアプローチとは秩序を求める行為であり
秩序を理解する働きが宇宙に存在することを識る
直観的段階のマニュアルは存在しない。
紀元前3000年頃3way gridはすでに発見されている。

SYNERGETICS RBF 1975

太陽放射と黒髪

気候変動による熱中症の死亡者数は
過去最大の記録1700人を超えるかもしれない。
炎天下で帽子を被らない場合
頭頂部の黒髪の表面温度は外出1分後には50度を超える。
黒髪には温度センサーがないばかりか
植物の葉のような冷却機能がないので
頭部には優先的に太陽放射からの防御が必要になる。

ルネ・マグリッド

黒色ボディーのボンネットの温度

炎天下で駐車すると黒色ボディーのボンネットの温度は80度に達する。
クーラーは効かない。
白色ボディーでは最高45度である。
極寒の冬は黒色は太陽熱を受けて昼間は有利であるが
晴れた夜は放射冷却で極低温になりほとんど暖房は効かない。
気候変動から車の色彩はもはや好みでは選ばれないだろう。
死の危険性がある。

猛暑でのファンデルワールス力

猛暑の太陽直下でも極細ミストを噴霧するスプレーボトルで
露出した顔や頭、そして腕などに噴霧すると
皮膚などの表面温度を急激に37度から30度まで冷却できる。
風を感じる日陰ではもっと効果的である。
原子間に働くファンデルワールス力が強い水の蒸発熱を利用する原理は
太陽系では氷よりも経済的でモバイル性が高い。