生物学では個性という概念は消失する。
個体ごとの差異は個体差であり
個体性(individuality)である。
個体変異がこの個体差を形成する。
しかし、人類が群れを形成する時
その個体性は植物や菌類のようにほぼ消失する。
だからこそ、放射性物質の降下範囲内での
その群れの突然変異(=遺伝的変異)と
個体変異(=非遺伝的変異)との差異について
驚くべき実験と観察が行われている。
「ヒロシマノート」カテゴリーアーカイブ
基準
ほとんどの政治家が
原子炉の固有安全性(自己制御性)に無関心だった。
東電の株主であるがメディアが誘導する
被曝に関するすべての道徳と基準を否定すること以外に
今日を安全に生きる道徳と基準は存在しない。
政治家は法律を作れるが
生きるための道徳と基準は作れない。
時間と場所
同じ場所で
何を食べるかで
安全を考えるのは終わった。
誰のために
どこで何を栽培するかである。
元素存在比
惑星地球には
これまでの星の一生の中で生まれた
すべての元素が存在している。
そして、この惑星の元素存在比は
太陽系の元素存在比を複製している。
さらに、人体の元素存在比は
この惑星の元素存在比をほぼ複製している。
酸素(O) :25.5%
炭素(C) :10.5%
窒素(N) : 2.4%
リン(P) : 0.1%
イオウ(S): 0.1%
他の25種類の微量元素類は全部あわせても全体量の1.1%しかないが
電力会社と国家がどのタイプのエネルギー源から
エネルギーを変換しようとも
この微量元素の存在比を変える権利は
太陽系有機体生命には存在しない。
人間の体を構成する元素存在比は
ユニバーサルなメタフィジックスである。
原発立国
原発事故でだれも逮捕されなかったばかりか
原発事故関連での死者数をゼロにできた。
日本は先進工業国の中で
独立国家よりも原発立国であることが
完全に証明されたのである。
日本製の原発システムは
いまでも輸出されている工業製品である。
日本は国家的に、企業的に
自滅的な詐欺師である。
世間話
批評なき賞賛があるところに、英知は生まれていない。
すべて新たな戦争のための準備にすぎない。
社会的な賞賛とは、世間話であり
真の理解へのプロセスの破壊にすぎない。
沈黙する教育
自分をごまかす人々は
株価の上昇だけで
美や心の優しさ
喜びの気持をことごとく破壊できる。
経済恐慌への備えは完成している。
平時にも拡大してきたのは
他人の喜びや惨めさに対して
鈍感に、そして無関心になる
この教育システムなのである。
条件反射(Conditioned reflex)
思考が条件づけられている場合
自由な思考はつねに選択可能だと思われている。
自由主義経済学などは
imprintが成功した幻想的自由である。
imprintに失敗すれば
自由とは破綻と同義語である。
IMPRINT
国家主義と利己主義、
そして偏見に満ちた脅迫的な理想像を
刷り込ませる彼らを排除したときの
静けさをわれわれはまだ知らないのだ。
しかし、この分裂した放射性物質に満ちた世界を
決定的に分裂して孤立した個人に負わせ始めたとき、
われわれの内部にある攻撃性が
絶えず何をなすべきかを教える指導者を
ついに存続させないならば
この静かに続く無知でも構わない。
続)人為的な被曝
日々人生は
より短くなっていくようにデザインされている。
自分や家族を守るための
日々の労働によって。
人生はより弱まっていき
個人的なエネルギーが
徐々に失われていくと感じている時は
まだ生きる残るために闘っている。
しかし、腐敗した社会ゆえに
ついに人為的に被曝させる社会では
日々何か失われていく感覚さえも
なくなっている。
そのような社会は
個と共に死滅するようにデザインされている。